――おすすめのプチプラコーディネートを教えてください。
亘「丈の長いアイテム同士のレイヤードなら、ロングカーディガンを羽織る場合インナーの丈を少し短くしたり、上からベルトをしてウエストマークするなど、どこかにメリハリやアクセントをつけます。
ボリュームのあるマキシ丈のボトムには、トップスにショート丈のブルゾンやジージャンを選ぶほうが、バランスよく見えると思います。
バランスがいいと、シャープに引き締まって見える=おしゃれに見えるんです。シャツワンピースも便利ですよ。シャツワンピなら前をあけられるので、抜け感を作ることができて、重ね着も軽やかな雰囲気になります」
――カーディガンが重宝する季節になりましたが、うまく着こなせません。

亘さんのカーディガンのコーディネート
亘「ならば逆に大きめを買って、オーバーサイズでメンズっぽく着る方法もありますよ。裾はボトムに前だけインすれば、今っぽいニュアンスも出ます。
それにカーディガンだからといって、必ずしも羽織りとして着なくてもいいんです。ボタンをすべて留めてセーターのように着るもよし。
丸首カーディガンのボタンの上方だけ開けてVネックっぽく着るのもよし。バリエーションが豊富なので、わたしもアイテムとして好きです。
時間があれば、リメイクしてボタンをつけ変えるのもいいですよ! ボタンをパールやモチーフのものに変えるだけで、イメージが全然違って見えるので、またおしゃれが楽しくなると思います」
<取材・文/松本昇子>
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亘つぐみ
東京生まれ。スタイリスト。「VOGUE」「ELLE」「HERS」etc…の雑誌、写真集、広告やCM、映画・ドラマ、ビジュアル制作・ディレクション、ファッションショー、ブランドプロデュースなど、その活動分野は多岐にわたる。著書『
女らしさはけせない』では女性らしく輝き続ける方法を伝授。2021年春には自身がディレクションするボディウェアブランド「TW」がデビュー。Instagram:
@tsugumiw、YouTube:
Tsugumi W