(※有識者、当事者の取材をもとに編集部が作成)
1:子どもに毎日小言を言ってしまう
2:自分の家庭が周囲にどう思われているか気になる
3:忙しくて子どもの相手をしないことがある
4:父母のいずれかに育児の負担が集中している
5:子どもに行儀やマナーをうるさく教えてしまう
6:逆上がり・二重跳びをできるまで練習させる
7:夫婦で子どもを叱ることがある
8:子どもを注意するとき「なぜか」を問い正す
9:嫌がる子どもを習い事に行かせたことがある
10:ゲームやスマホなどを禁止している
11:1日に何度もLINEなどを送ることがある
12:子どもに反抗期がない
13:SNSで見た子育て論を参考にしている
14:「家族のために働いている」と子どもに話す
15:「あなたのため」と言って子どもに注意する
16:一緒に買い物に行き、服などは親が選ぶ
17:子どもの机の引き出しをチェックしたことがある
18:公務員や有名企業などの安定した仕事に就いてほしい
19:成人後も実家の近くに住んでほしい
20:自分は「毒親ではない」という自信がある
0~3個:「ひとまず安心」
子どもの発達に悪影響を及ぼす言動は限りなく少ない。子どもが成長し、環境が変化した後も、今のままのマインドで接するよう意識するとよい。
4~8個:「少し注意が必要」
知らず知らずのうちに、過干渉気味、あるいはコミュニケーション不足に陥っている可能性も。いま一度、子どもの気持ちに向き合い、必要な対応を考えてみては?
9~15個:「危険信号」
“子育てはこうあらねば”という強迫観念にとらわれていないだろうか。子どもに向き合うのはもちろん、自分自身もストレスを抱えすぎていないか要チェック
16~20個:「毒親の可能性あり」
すでに毒親化している可能性あり。どの言動が毒になるのか、親自身は気がつかないことも多いため、周囲の信頼できる人や専門家に相談するのもひとつの手。
【教育ジャーナリスト おおたとしまさ氏】
おおたとしまさ氏
育児や教育に関する執筆・講演活動を行い、著書は60冊以上。ラジオ出演やメディアへの寄稿など、活動の場は多岐にわたっている。
―[急増!]毒親してる人―
<取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/工藤玲久>