近所で保護された“健康優良にゃんこ”・きなこ。やさしい夫婦と同居猫との生活
コンビニで出会った、他猫に馴染めない大福さん
「でも、この時、大福さんは去勢前だったので、あずきさんに対して荒ぶってしまったり、きなこさんが想像以上にビビってしまったりして、若干大変でした……」
けれど、それから1か月後、無事に去勢手術を済ませると、大福さんが荒ぶることはなくなり、3匹は適度な距離を取りつつ過ごせるようになっていきました。
あずきさんが虹の橋へ…2匹を連れて旅行へ
「きなこさんは好奇心旺盛な反面、音や物体にビビりな一面があります。対して、大福さんは家に迎えたその日からリビングのソファーでくつろぐ大物でした。やきもち焼きなところがあり、きなこさんの名前を呼ぶと『俺もかわいがれ』とアピールしてきます」
亡き愛猫の思い出を抱えつつ、性格の違う2匹の愛猫たちと過ごしながら音楽を愛でる日々。そんな毎日に、さちこさんはこの上ない喜びを感じています。
「猫が幸せならわたしたちも幸せ。実は2年前、そんな気持ちを歌にしちゃいました」
そう言って披露してくれたのが、『オレの名は~きなこのつぶやき~』というオリジナルソング。
夫婦の音楽とともに人生を奏でる猫たち
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食べる、寝る、遊ぶ。そのすべてが満たされた生活を送れるようになった、きなこさんと大福さん。2匹は今日も伸びやかな歌声と優しいメロディーを聴きながら、自分たちらしい人生を奏でています。
<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
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古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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