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松坂桃李✕古田新太、共演した感想は?「古田さん、怖かったなぁ(笑)」

「古田さんの地元への馴染み方が尋常じゃなかった」(松坂)

――今回、がっつりお芝居してみての印象は?
「古田さんの地元への馴染み方が尋常じゃなかった」(松坂)

『空白』より

松坂「いやあ、『パディントン』の役柄と比べたらギャップでしかないですよね(笑)。今回僕は全体の撮影が始まってから少し遅れて現場入りしたんですけど、古田さんの地元の漁師の感じが、違和感なさすぎで驚きました。蒲郡(愛知県)に住んでたのかなって感じでした」 古田「だいたい3件くらいの居酒屋をローテーションで組んで、そこの常連さんと仲良くなるのが映画を撮るときのパターンで。そこのお米屋さんと仲良くなったり」 松坂馴染み方が尋常じゃなかったんですよ。とても東京から来た人とは思えなかった。完全に蒲郡の空気をまとってました古田「桃李は、勝手なイメージで、すごくちゃんと役作りをする人なんじゃないかと思ってたんです。たとえば撮影以外のときに話しかけたら『すみません、役的に敵対しているわけですし、ちょっと……』ってなる人もいるわけです。桃李はそうじゃなかったので。オフれる人で助かりました」

もし監督になってお互いを撮るならどんな役がいい?

――実写でも共演されて、もしも自分が監督するなら、お互いにどんな役柄を演じてもらいたいですか?
もし監督になってお互いを撮るならどんな役がいい?

『空白』より

古田変質者がいいですね。女子高に入って体育館シューズばっかり狙う松坂「嫌な変質者ですね(笑)」 古田「そう、決して女子高校生には何もしない。大きな会社ではないんだけど、ちゃんと働いているサラリーマンでそれなりに女子社員にもモテる。だけど、家に帰ると、女子高生の体育館シューズばかりが並んでいるという」 松坂「嫌すぎますね」 古田「銀行強盗で立てこもるとかじゃなく。そういうのがすごく似合いそう」 古田さんにはめちゃくちゃいい人を演じてほしい松坂「やだな~。僕は古田さんにはめちゃくちゃいい人を演じてほしいですね。すこぶるいい人古田「わはは。犬とか飼っちゃってるような?」 松坂「ペットとか子どもとかが大好きで、それらをとことん愛するいい人」 古田「オイラ、苦手だからね。特に毛の生えた四つ足の生き物は。でも芝居してる最中は楽しかったりするのかも。子役とか『わー、高い高い!』とかやって、カットかかった瞬間に『なつくな、このやろう』とか言って(笑)。オイラは、桃李とは共演して、おじさんと若いおじさんとのロードムービーをやりたいな。岩手とか青森とかに行って、そこで出会った女の人を取り合う」 松坂「お、ロードムービーいいですね。そこでもまた最終的に対峙するんですね」 古田「いや、取り合うんだけど、結局はふたりともフラれて次の旅に出るっていう。なんだよ、仲いいのかよ、お前らっていう」 松坂「あー、寅さん的なシリーズで。いいですね。今度はハートウォーミングなロードムービーをシリーズでやりましょう!」 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます
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松坂が「すごくイヤだった」シーンとは?
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