
日本雑誌協会代表撮影
そして、残念ながら最も知られていない新語流行語が「エペジーーーン」でした。
オリンピックのフェンシング男子団体エペで金メダルを獲得した日本のキャプテン、見延和靖選手が命名しました。エペのチームを表す“エペ陣”と、ジーンと感動する様子をかけ合わせたことが由来だそう。
ただ、よほどのフェンシング好きじゃない限り、“エペ陣”というフレーズになじみがないので、ちょっと唐突感は否(いな)めなかったかなぁ。
コロナ関連やマリトッツォ、ジェンダー平等は認知度バッチリ
ちなみに、知らない人が少ない、つまり、よく知られていたのは下記の結果になりました。
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21位 推し活 20%
同率22位 うっせぇわ 18.5%
同率22位 ピクトグラム 18.5%
同率24位 ジェンダー平等 14%
同率24位 マリトッツォ 14%
26位 副反応 13%
27位 変異株 11.5%
28位 路上飲み 11%
29位 黙食/マスク会食 10%
30位 自宅療養 8.5%
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新型コロナの陽性になっても、入院が重症者や重症化リスクのある人に限定されるため病院に受け入れてもらえず、皆が危機感を覚えた「自宅療養」をはじめ、新型コロナやワクチン関連はよく知られている様子。それでも「副反応」を知らない人は13%います。

イタリア・ローマ発祥のお菓子「マリトッツォ」
他には、ブームになったイタリア発祥のクリームたっぷりのお菓子「マリトッツォ」(同率24位)や、ヒットしたAdoの楽曲「うっせぇわ」(同率22位)がランクイン。数年後にはこれらが流行った年として2021年を思い出すこともあるかもしれませんね。
というわけで、大賞の発表は12月の初め頃。一体どのワードになるのでしょうか?
【調査概要】
調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニター(30~40代女性)に対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2021年11月4日
有効回答者数:30~40代女性200人
<文/沢渡風太>