面白いことに、女性は男性よりもキスを評価する傾向があるとヴロダルスキーは主張します。なぜなら妊娠・出産をするのは女性のほうであるから、女性は理想的な生殖相手を選ぶためにキスを重要視しているのだそう。 要はキスは子どもをつくる相手を評価する“面接”のようなもの!?　キスの相性を侮ってはいけないかもしれませんね。 キール大学心理学部の教授であるアーサー・ザボ博士が1980年代に行った、110人の男性経営陣への研究では毎朝妻にキスをした男性はキスをしない男性よりも、長生きをし交通事故に遭わない確率が高かったとか。その上、毎朝妻にキスをしていた男性の87%が昇給し、出世していたそう。（※3） キスには血圧をさげてストレスホルモンであるコルチゾールを減少させる効果がその一因だと考えられています。とりわけキスを15分間行うとコルチゾールが低下し、ストレスや不安が少なくなるそう。