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米ビール会社が攻め過ぎたツイートで炎上。「酒断ち」に敵意

アメリカのビール会社「パブストブルーリボン」のツイッター公式アカウントが、欧米で近年注目を集めている“1月の酒断ちチャレンジ”、ドライ・ジャニュアリー(Dry January)を批判する不適切な投稿をして炎上。謝罪に追い込まれ、話題となっています。

挑戦的な投稿と返信にツイッター民が反発

  問題のツイートが投稿されたのは、今年1月3日の朝。「パブーストブルーリボン」の公式アカウントは「お酒を飲まない1月だって? ケツでも舐めとけ」と投稿した上、フォロワーからの「ケツとパブーストブルーリボン、何が違うの?」というコメントに対しては、「ママに聞きな」「それとパパにも」などとリプライしていました。
(画像:Twitter投稿より)

(画像:Twitter投稿より)

「今年は激アツなスタートを切ってるね」「会社に不満を持つ社員が(ツイッター)のパスワードを知ってるとか?」と面白がるツイッターユーザーもいる一方で、 “酒断ちチャレンジ”を頑張っている人たちを中心に大勢のユーザーが、同アカウントの挑戦的で下品な言葉遣いに反発。 一連のツイートを不快に思った人たちがスクリーンショットとともに拡散し、同アカウントは即座に炎上。当該ツイートは数時間後に削除されましたが“無かったこと”にはできず、『ニューヨーク・ポスト New York Post』をはじめ多くのメディアに取り上げられました。

1月に暴飲暴食のリセットのため酒断ちする人が増加

そもそもドライ・ジャニュアリーとは、クリスマスから年末年始にかけての暴飲暴食のリセットを目的に、年明け直後の1月に一切お酒を飲まずアルコールフリーで過ごすチャレンジのこと。 『Forbes フォーブス』によると、2012年にイギリスの慈善団体が発案した同チャレンジは、2021年までに参加者が13万人まで増加し、英国だけでなくアメリカなどでも実施され、その参加者は年々増えてきていると言われています。
(画像:「パブストブルーリボン」Twitterより)

(画像:「パブストブルーリボン」Twitterより)

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今年初のSNS炎上?専門誌からは「失策」
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