ぐるぐるっと混ぜて焼くだけ!かんたんバナナブレッドの作り方。身体にもやさしい
北アルプス山麓の森の中にある「穂高養生園」は、誰にでも本来そなわっている自然治癒力を高めることを目的とした宿泊施設です。そんな穂高養生園で用意している素朴な「おやつ」、気になりませんか?
「みんなが安心しておいしく食べられる『やさしいおやつ』をおうちでも気負わず作ってもらえたら。そう願いながらこの本を作りました」と、『穂高養生園が考えるやさしいおやつ』(世界文化社刊)の著者・鈴木愛さんは語ります。
鈴木さんによると、グルテンフリーで動物性食品も使わない生地は、ダマにならず、乳化しやすいのだとか。基本は、粉類と油分や水分をそれぞれぐるぐるっと混ぜて、最後に一緒に混ぜ、あとは焼くだけ。じつは通常のお菓子より、コツいらずで完成するのだそうです。
今回は本書より、かんたんでおいしいとっておきのレシピを1つご紹介します。(以下、『穂高養生園が考えるやさしいおやつ』より抜粋・一部編集したものです)。
バナナの風味がふんわり香るしっとりケーキ。
バナナの甘みを生かして、加える甘みは最小限にしています。
養生園ではできるだけその土地のものを使うため
バナナを使うことはありませんが、
しっとり仕上がるのでグルテンフリーには重宝します。
【材料】(15.5cm角×高さ3.5cmの型1台分)
A │ 米粉…150g
│ 片栗粉…20g
│ ベーキングパウダー…小さじ1と1/2(6g)
│ 重曹…小さじ1/3(2g)
│ 塩…ひとつまみ
B │ バナナ…70g(約2/3本)
│ レモン汁…大さじ1
│ てんさい糖…30g
│ 豆乳…70ml
│ 植物油…50g
バナナ(飾り用。1cm厚さの輪切り)…9枚
【準備】
型にオーブンシートを敷く。
オーブンは160℃に予熱する。
【作り方】
1. ボウルにBのバナナを手で一口大にちぎり入れ、レモン汁を加えてフォークで押しつぶしてとろとろにする。残りのBを加えてよく混ぜる。
*バナナは多少かたまりが残っていてもよい。
2. 別のボウルにAを入れ、泡立て器で均一に混ぜる。
3. 2に1を加え、泡立て器で生地がなめらかになるまでよく混ぜる。
4. 型に流し入れ、表面を平らにして飾り用のバナナをのせ、160℃のオーブンで35~40分焼く。
5. こんがり焼き色がつき、串を刺して生地がついてこなければ、型から出して網にのせ、乾いたふきんをかけて冷ます。
【鈴木 愛】
映画やCMなどの衣装の仕事を経て食の世界へ。都内自然食レストランや和食店で調理を学ぶ。2010年から安曇野に移住し、ホリスティックリトリート穂高養生園に勤務。自然に根ざした野菜の調理法を学び、季節をベースとした食と体の結びつきを深く意識する。著書に『なんとなく不調をととのえるスープ』(世界文化社)がある。
【ホリスティック リトリート 穂高養生園】
信州・安曇野の森の中にあるリトリート宿泊施設。マクロビオティックをベースにしたやさしい食事、原生林散歩による適度な運動、ヨーガや睡眠・温泉入浴による深いリラックスによって、本来、誰にでも備わっている自然治癒力を高めることを目的としている。
<文/女子SPA!編集部>
「みんなが安心しておいしく食べられる『やさしいおやつ』をおうちでも気負わず作ってもらえたら。そう願いながらこの本を作りました」と、『穂高養生園が考えるやさしいおやつ』(世界文化社刊)の著者・鈴木愛さんは語ります。
鈴木さんによると、グルテンフリーで動物性食品も使わない生地は、ダマにならず、乳化しやすいのだとか。基本は、粉類と油分や水分をそれぞれぐるぐるっと混ぜて、最後に一緒に混ぜ、あとは焼くだけ。じつは通常のお菓子より、コツいらずで完成するのだそうです。
今回は本書より、かんたんでおいしいとっておきのレシピを1つご紹介します。(以下、『穂高養生園が考えるやさしいおやつ』より抜粋・一部編集したものです)。
バナナの甘みを生かしたバナナブレッド
【材料】(15.5cm角×高さ3.5cmの型1台分)
A │ 米粉…150g
│ 片栗粉…20g
│ ベーキングパウダー…小さじ1と1/2(6g)
│ 重曹…小さじ1/3(2g)
│ 塩…ひとつまみ
B │ バナナ…70g(約2/3本)
│ レモン汁…大さじ1
│ てんさい糖…30g
│ 豆乳…70ml
│ 植物油…50g
バナナ(飾り用。1cm厚さの輪切り)…9枚
バナナブレッドの作り方
2. 別のボウルにAを入れ、泡立て器で均一に混ぜる。
3. 2に1を加え、泡立て器で生地がなめらかになるまでよく混ぜる。
4. 型に流し入れ、表面を平らにして飾り用のバナナをのせ、160℃のオーブンで35~40分焼く。
5. こんがり焼き色がつき、串を刺して生地がついてこなければ、型から出して網にのせ、乾いたふきんをかけて冷ます。
【鈴木 愛】
映画やCMなどの衣装の仕事を経て食の世界へ。都内自然食レストランや和食店で調理を学ぶ。2010年から安曇野に移住し、ホリスティックリトリート穂高養生園に勤務。自然に根ざした野菜の調理法を学び、季節をベースとした食と体の結びつきを深く意識する。著書に『なんとなく不調をととのえるスープ』(世界文化社)がある。
【ホリスティック リトリート 穂高養生園】
信州・安曇野の森の中にあるリトリート宿泊施設。マクロビオティックをベースにしたやさしい食事、原生林散歩による適度な運動、ヨーガや睡眠・温泉入浴による深いリラックスによって、本来、誰にでも備わっている自然治癒力を高めることを目的としている。
<文/女子SPA!編集部> 


