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東大男子が語る、終わらない競争「スペックのかけ算では僕は負けてない」

東大には、すごい人がゴロゴロいた

大学にはまた、すごい人がゴロゴロいました。明らかに頭のデキが違うなって人もたくさんいたし、1年生のときからすでに司法試験や国家公務員を目標に勉強してる人もいて、さすが東大だなって。
東京大学 安田講堂 春 銀杏並樹

東大の主に3年生以上が通う本郷キャンパス

でも、中学生のときに感じたような焦りや敗北感はまったくありませんでした。ここには「俺ら東大に入ったよね」って、激しい受験戦争を勝ち抜いてきた仲間同士という感覚があり、お互いを尊重し合う雰囲気もあって、とても居心地がいいんですよね。あと、成績というひとつの軸で競い合う必要がなくなったのも大きかったかもしれません。 1年生のときは学校の勉強をこなしつつやりたいことを模索していた時期でした。複数のサークルに顔を出したり、時給のいい家庭教師のバイトとか、イベント設営のスタッフとか、幅を広げるためいろんな仕事をしてみたり。一時期は卒業生や現役生が多数参加し、世代や職種を超えて東大生ネットワークを広げようという主旨の意識高い交流会なんかにも参加していました。

バイト先で言われる嫌味にムッとする

学校の外に出てみると、やっぱり東大生って色メガネで見られる部分があるんですよね。とあるバイトでは、他大生の男にやたら対抗意識を燃やされ、「タイピングの速さでは勝った」とか言われたり(笑)。 あと、バイト先の社員さんから「君はここまで一切苦労せずに来たと思うけど」という枕詞で嫌みを言われたこともありました。これには少しムッとしましたね。 世間では東大生って「挫折知らず」とか「恵まれた人」みたいなイメージがあるのかもしれませんが、先ほど述べたようにここまでの道のりにはいろんな挫折があったし、みんな血のにじむような努力を重ねて合格を勝ち取ったわけで、恵まれている人には恵まれるに足る理由があるんですよ。
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スペックのかけ算では東大の中でも負けてない
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