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東大男子が語る、終わらない競争「スペックのかけ算では僕は負けてない」

いくら有名高でも、模試では僕が上

でも、ビビる気持ちはすぐになくなりました。というのも、浪人になって最初に受けた模試でものすごくいい点が取れたんですね。現役時代にできる限り勉強して、センター試験のあとも必死に悪あがきして、不合格は決まっていたけど「来年の対策になるかも」と東大の2次試験も受けて、そういう諸々の頑張りが一気に結実したというか、とにかく手応えがすごくあって。このまま努力を重ねれば絶対に受かるだろうって確信を持てたんです。 いくら開成だ筑駒だと言ったところで、東大に行けるのは多くて3割程度なんですよ。もちろんそれはものすごい数字ですけど、こうして模試の順位で僕のほうが上につけているのが現実で、必要以上にビビることはないなって。

2回目の東大受験は、余裕で合格

そこからはまさに無双状態で、自信と充実感に満ちあふれた浪人生活を送っていました。 現役時代はE判定もしばしばだったのが模試では毎回A判定で、成績上位者の順位表にも名前が載ったりして。そうやって自分もランカーの仲間入りができたことは単純に気持ち良かったし、可処分時間の100%を好きな勉強に使える毎日がすごく楽しくて、本番の試験も「落ちるわけがない」という絶対的な自信を持って臨むことができました。 そして結果は無事に合格。実際に試験もすらすら解くことができたし、予備校から依頼されていた「再現答案」(=本番と同じ答案を書き写したもので、問題や解答を分析するための資料になるもの)を試験中にじっくり作る時間もありました。手応え通り、余裕の合格でしたね。 高校の同学年では浪人含め東大に受かったのが僕だけで、1年間ズルをしてしまったものの、他の人たちに勝つことができた。また有村家初の東大ということで、みんなも盛大に祝ってくれました。大学受験に失敗していた兄には少し気を遣いましたが、挫折続きの人生をようやく挽回することができた気がして、本当にうれしかったです。
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バイト先で言われる嫌味にムッとする
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