ロコ・ソラーレが史上初の銀メダルを獲得した、女子カーリング。氷上のチェスとも称されるゲームを冷静に解説したのが、元代表選手の金村萌絵さんでした。
石の配置や、そこから考えられる試合展開などを、わかりやすい言葉で伝えてくれたおかげで、初心者でも試合に入り込めたのではないでしょうか。そんな金村さんも、さすがにロコ・ソラーレの試合は心配だったよう。ネガティブな言葉は使わない金村さんは、口調の変化で試合の流れをほのめかすのです。
少し思い通りにいかなかったショットには、「うん、そう…ですね、もう少し前の石に隠れたかったんですけど、でも、ナイス、ショットです」と、息継ぎの間に自身の思いを乗せていました。
思ったことをそのまま言われるより、伝わります。

(画像:「サンデーモーニング」TBS公式サイトより)
5種目に出場し、金、銀計4個のメダルを獲得した高木美帆選手。
20日放送の『サンデーモーニング』(TBS)で、そのスゴさを岡崎朋美が解説しました。アフトフラットインと呼ばれる技術の説明で、関口宏がついていけなくなったのです。
「えっ!?」、「なんかよくわかりませんが」とこぼす関口さんに、さすがの岡崎さんも「もう、ちゃんと聞いてくださいよ」と苦笑いするほかありませんでした。
平和な日曜の朝。
というわけで、始まってみればなんだかんだ見ちゃった北京五輪。次回のパリ五輪も楽しみですね。
<文/沢渡風太>