妻を苦しめ続けたモラハラ夫がドン底へ。離婚後に叫んだ“まさかの言葉”|ドラマ『シジュウカラ』
人は誰かに必要とされなければいけないのか
必要とされたくて、ついかまってしまう。人にはそういうことがある。世話を焼くことで、相手にとって「必要な存在」になりたいのだ。だが、それはあくまでも一方的な関係に過ぎない。 親子であれ夫婦であれ、友人関係であれ、「必要とされたい」という欲求が強すぎると、相手には負担になるだけなのではないだろうか。 そもそも人間関係において「必要とされたい」が優先されるのはおかしい。子どもが小さいときは別として、大人同士であれば、自分は自分として生きていて、相手も相手として生きていることが何よりも大事だ。その上で何らかの関わりがあったり、お互いに助けられたり助けたりしながら情を交えて親しくなる。必要だから愛するのではなく、愛するから結果として必要となるのだ。順番が違うと、ただ愛情を押しつけているだけになってしまう。 忍は、夫を必要としなくなったから離婚したわけではない。愛していないとわかったから離婚したのだ。夫は妻を必要としてはいたが、やはり愛情があったようには思えない。あの夫婦の状態で、妻が経済的に自立しているなら離婚は必至だ。#シジュウカラ 11話ご覧いただきありがとうございました!👏
— シジュウカラ【公式】テレ東ドラマ24 放送中! (@tx_shijukara) March 18, 2022
最終回12話は3月25日(金)深夜0:12〜!
いよいよクライマックスです…!
お楽しみに!😊#山口紗弥加 #板垣李光人#池内博之#酒井若菜 #宮崎吐夢 #入山法子 #テレビ東京 pic.twitter.com/TtCxbFmLGz
空虚な思いを抱える千秋。最終回はどうなるのか
亀山早苗
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
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