――今回、ベテランの小日向さんがスタンダールを演じていますが、瀬戸さんがベテランと呼ばれる年代になってきたとき、どんな役者になっていたいですか?
【画像をすべて見る】⇒
画像をタップすると次の画像が見られます
恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~』より
瀬戸「それこそ、コヒさんのような人になりたいです。
ベテランなのに、すごく話しやすくて、いい意味で入りやすい隙がある。愛される人ですよね。ものすごくナチュラルで、裏表が全くないんです。楽屋裏の感じのままに舞台挨拶に出て、いつも本当にそのままです。そうした人柄もあったうえで、お芝居がしっかりされている。すごい方だと思います。僕もそうなれたらと思います」
――最後に改めて本作をまだ見ていない読者へメッセージをお願いします。
瀬戸「タイトルに“おひとりさま”と入っていますが、それがいい悪いでなく、ひとりでもひとりじゃなくても、その人が充実していればいいよねと感じられる作品だと思います。同時に、スタンダールの言葉や聡子さんの行動が背中を押してくれる作品なので、特に悩んでいたり、一歩を踏み出せないと思っている人に見てもらえたら嬉しいです」
-
-
『恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~』より(以下同じ)
-
-
-
-
-
『恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~』はAmazon Prime Videoで配信中
<撮影・文/望月ふみ>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。
@mochi_fumi