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妹のように慕ってくれている友人が豹変…実は嫌われてた?!衝撃の一言とは?

実は嫌われていたなんて

「はぁ?何言ってんのと思いましたね。イラッとしてつい『自分のセンスに自信がなくて、さんざん私に頼ってきたのそっちでしょ。モテないのを人のせいにしないでくれる?』と怒鳴ってしまったんですよ」 するとK実さんは「彼はありのままの私を愛してくれているし、もうお前のアドバイスなんて何ひとつ守ってねーよ!はいはい、私の方が先に結婚できてムカついているんでしょ?もう2度と連絡してこないで」とまくし立て、電話を切ってしまいました。 「やっぱり彼氏ができたことで心境が変わり、おかしくなってしまったんだと思いました。それにしても、実は私のことそんな風に嫌っていたなんて…ショックでしたね。寂しいですが、もうK実に連絡するのはやめます」

今までの時間はなんだったの…?

 ハガキそれからしばらくして、K実さんとの共通の女友達のところに『結婚しました』ハガキが届いたそう。 「私のところにはこなかったのですが、友達に見せてもらいました。コロナで式はあげないことにしたそうですが…。K実はとても幸せそうな笑顔でしたよ」 K実さんとの今までの時間を思うと、弓子さんは虚しい気持ちになりました。 「あと、ちょっとだけK実に先を越されるなんて悔しいと思ってしまう自分がいて。私って性格悪いですよね」とため息をつく弓子さんなのでした。 <文・イラスト/鈴木詩子> 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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