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長風呂が趣味の女性、姑からの嫌がらせにア然。急に水になって

義母の謝罪と二人の和解

 その一年後、義父から義母が脳卒中で倒れたとの連絡が入ったそうです。一命は取り留めたものの、義母は突然の要介護となり、慌ただしく桃花さん夫婦は義母の元に戻ることとなりました。元々思いやりのある優しい性格の桃花さんは、それ以降、義母の介護に努めました。
介護をしている自宅の写真

介護をしている自宅の写真(桃花さん提供)

「いつもは強気な義母なんですが、ある日、泣きながら自分のしたことを私に謝ってくれました。一部始終は知っていましたが、私も長風呂してしまうことについて反省していることを伝えました」  今は、一階の浴室のそばに義母のベッドを配置し、気兼ねなく日々の介護疲れを癒しているそうです。今も彼女にとって、お風呂の時間は至福のひと時だといいます。  今回の桃花さんのように、悪気はなくとも配慮のない一言が思いもよらない仕打ちを受ける原因となってしまうことがあるようです。身近な人物との価値観の違いには、丁寧に対応していきたいですね。 ―シリーズ「女性から受けたツライ仕打ち」― 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/大杉沙樹>
大杉沙樹
わんぱく2児の母親というお仕事と、ライターを掛け持ちするアラフォー女子。昨今の情勢でアジアに単身赴任中の夫は帰国できず。家族団欒夢見てがんばってます。
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