リップライナーの使い方は、大きくわけて3つあります。
・輪郭をとる
・全体をぬりつぶす
・唇の山や口角など気になるところの部分使い
「唇の輪郭がぼけやすい」「なんだかパッとしない」と感じる方は、リップライナーで輪郭をきっちりとったあとにリップを重ねてみましょう。ガイドラインをつくることではみ出してしまう心配がなく、左右対称のリップメイクが完成します。
「ボリュームのなさが気になる」「ムラになりやすい」という方は、リップライナーで唇全体をぬりつぶす使い方がおすすめです。ぬりつぶしにより色が均一に整うと、唇が強調されふっくらと立体感を演出できます。
「上唇が薄くなってきた」「下がり気味の口角をどうにかしたい」という方は、気になるところに部分使いしてください。少しオーバー気味にリップライナーを引くと、補正効果を期待できます。
ベージュのリップライナーにあわせて、ベージュブラウンのリップを使ってみました。左の写真はリップのみ、右の写真はリップライナーで全体をぬりつぶしたあとにリップを重ねています。
丁寧にリップをぬったつもりでしたが、よくみると下唇の輪郭がガタついていたり、口角がぼやけて下がり気味になっていたりと、気になる部分が目立ちます。(写真左)
リップライナーを使った唇は、輪郭をきっちりとることでガタつきがなく、なめらかな曲線に。
さらに丸みのある口角に整えたことで、全体的にふっくらとみえる仕上がりになっています。(写真右)
たったひと手間でもガラッと印象が変わり、魅力的なリップメイクができました。リップライナーを使うと、落ちにくさもアップするので一石二鳥ですよ。
<文/やむ>
やむ
ときめくコスメ探しとスキンケア研究に没頭する美容ライター。美肌の要はうるおいだと気づいてから、保湿にこだわるスキンケアを実践中。「こんな情報ほしかった」と思える美容トピックを発信します。コスメコンシェルジュ(化粧品検定1級)/化粧品成分上級スペシャリスト(化粧品成分検定1級)保有 Instagram:
@yam_kimama