古川雄輝34歳、昔はネコが苦手だった悲しきワケ「今は調教されました(笑)」
唯一の肉親だった祖父が亡くなり、猫付きシェアハウス「二星ハイツ」を始めた世間知らずの主人公・二星優斗と、同居人たちの成長を描いた4月期放送のドラマが映画に。『劇場版 ねこ物件』として公開されています。
人より猫が好きな優斗を演じているのは、古川雄輝さん(ドラマ『イタズラなKiss〜Love in TOKYO』、映画『リスタートはただいまのあとで』)。ご自身も大の猫好きという古川さんにお話しを聞きました。
――もともと猫好きとのことですが、本作のドラマと映画のシリーズへの主演が決まったときはいかがでしたか?
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古川雄輝さん(以下、古川)「純粋に嬉しかったです。自分自身、猫を飼っていて、猫の作品に出られたらいいなというのは昔から思っていました。猫を飼っていることも、最初は飼ってすぐに言おうと思っていたんですけど、せっかく役者をやっているので、そういう役柄が決まったときに言おうかなと思っていたら、何年も経ってしまって。やっと今回の作品が決まってドラマ版の会見のときに言えたのですが、あまりに時間が経っていたので、若干気まずかったです(笑)」
――今回演じた優斗は、これまで古川さんが演じて来た役柄とはまた違ったタイプの主人公ですね。
古川「そうですね。演じたことのないタイプの役だったので、『どうやってやろう』と考えるところから始まりました。イメージがつかめなかったので、最初に、『特定の動作を入れますか?』とか、『どのくらい変わった感じにしますか?』といったことを綾部(真弥)監督に質問しました。『ナチュラルにしたい』とのことだったので、結構変わった発言が多いけれど、少しヌケた感じの雰囲気をまとっている人なのかなと理解しました」
――古川さん自身は犬猫、どちらのタイプだと思いますか?
古川「典型的な猫タイプです。なかでも媚び方を分かっていない猫かな。猫って、甘えたくないんじゃなくて、甘え方が下手な不器用な猫もいますよね。自分はそちらのタイプかな。『自分を見て見て』というより、ソファの下の隅っこに隠れているような猫かなと思います」
――古川さんのお家の猫ちゃんについても教えてください。
古川「うちの子は、うんちをするときに、首を左右に振るんです。だからトイレに入ったときに、首を振っているか振っていないかで、うんちかおしっこか分かります。その姿がすごく可愛い。あとは、うちの猫はニャーじゃなくて、プスッて鳴くんです。首を振るのもプスッと鳴くのも同じ子で、最初に飼った子なのですが、高いところから降りるときに、スタッとかっこよく着地できないんです。バタンと倒れちゃう。だけど、ほかの猫同士がけんかしてたりすると、普段見ないスピードでぶわ~っと走ってきて、止めに入ったりするんです。それにその時だけニャーって鳴くんですよ。とにかく可愛いですね」