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実家のオカンなのか?3歳の息子の“気づかい”に涙…作者まぼさんを取材<漫画>

子育てエッセイ漫画を「大発明だ!」と思ってました(笑)

――まぼさんはどんなきっかけで子育て漫画を描き始めたのでしょうか? まぼさん(以下、まぼ):息子が生後1カ月くらいの時に描き始めました。子育て漫画は東村アキコさんの『ママはテンパリスト』(集英社)しか読んだことがなかったんです。だから「一般人の私が子育て体験を漫画にしたら面白いんじゃない? これは大発明だ!」と思っていました。いざ描いてみると、既にものすごく沢山の人が子育てエッセイ漫画を描いていたという……(笑)。 ――子育てエッセイ漫画戦国時代かもしれないですね(笑)。育児のどんな場面で漫画を描きたくなったのでしょうか? まぼ:育児中は多くの方が感じることだと思うのですが「聞いていた話と違う!」と思うことが沢山あるんです。本を読んだり人に聞いたりして事前に知識をつけても、本当に予想外のことが起こります。  でも、そういう時の私の苦労や辛さは「面白い」と紙一重だと思うんです。ものすごく大変だけど、「少し見方を変えたら笑える出来事に変わるんじゃないかな?」と感じるので、それを漫画で表現することで、誰よりもまず自分の救いになればいいなと思って描くようになりました。  子どもが風邪を引いたり、思わぬ事故が起きたり、ワンオペ育児で苦しい思いをしている渦中は、「絶対にこの経験を漫画にして自分の心を成仏させよう」と思って乗り越えています(笑)。

必要なことをやった上で、スキマ時間をやりくりして描いています

――会社員をしながら子育てと漫画の執筆をするのはとても大変だと思うのですが、どうやって時間を作っているのでしょうか? まぼ:子ども達が起きている時間は描かないようにしています。あくまでもワーキングマザーとしての生活を崩したくないので、漫画を描くために無理な夜更かしや早起きはしていません。  私は本業が会社員なので、夜更かしをすれば翌日の業務に支障を来たしてしまいます。だから会社の仕事と育児、家事などの必要なことをやった上で余ったスキマ時間をやりくりして描いています。そういう方法で進めてきたので、本を作るのに1年くらい時間がかかってしまって、編集者さんには随分ご迷惑をお掛けしてしまいました。
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夫・びぼさんの底なしの愛情
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