当たり前ですが、良くも悪くもという感じです。私が患者様の立場なら、手術を頼みたい場合は大手、皮膚の手入れや注射は大手には行きたくないかもって感じですね。
大手美容クリニックって、手術たくさんすると医師やスタッフの給与が高くなるので、皮膚科治療に対する情熱も知識も少ないんですよね…。
では、個人クリニックの長所と短所はどうでしょうか?

個人クリニックには、いつ行っても同じスタッフ同じ医師がいるので、一度信頼関係を築ければ安心して通えます。
馴染(なじ)みの美容室、馴染みの小料理屋と同じ。前回どのようなことをしたのかきちんと把握してくれているので、前回ボトックス注射の効きが悪かったから少し強めで、なんていう微調整をしやすいです。
また、個人クリニックの方が、最新治療が入っていることが多いです。大きなクリニックで新しい治療をするとなると、スタッフへの教育や周知が大変なのですが、個人だとスピーディーに新しいことを始めることができます。
保険診療の場合は、大学病院の方が新しい治療を取り入れてますが、美容医療の場合、この点に関しては真逆ですね。考えてみると当然で、新しい脱毛のマシンが出たからって、2000台全部一気に入れ替えるなんて無理な話ですからね。1台なら簡単、というそれだけの話です。
診察の時間や丁寧さは、医師の性格にもよりますが、やはり個人クリニックの方が総じて丁寧に時間をかけて診察してくれでしょう。そこが一番の良いところかもしれません。