「余分な脂肪を付きにくくする効果」とお伝えしましたが、ブルーベリーのダイエットに良い効果は、主に2つあります。1つ目は、フルーツの中でも特に低カロリーだから。フルーツは全体にカロリーが低いですが、中には高カロリーのものもあります。
・バナナ…100g当たり93kcal
・アボカド…100g当たり176kcal
・ブルーベリー…100g当たり48kcal(※2)

同じ量を食べてもこれだけ違う!
たくさん食べてもカロリーが低いのは嬉しいですよね。また、1つの論文では、ブルーベリーは「太りにくいフルーツ」と示されています。約13万人の男女を対象に、24年間にわたって追跡した研究では、ブルーベリーの摂取量が多いほど体重が増えていなかったのです。(※3)
研究では生のブルーベリーが使用されていますが、フルーツは基本的に「生」と「冷凍」で栄養素は変わりません。(※4)冷凍ブルーベリーは、入手しやすく保存がしやすいところもオススメです。
整腸作用とダイエット効果だけでも十分なのですが、実はブルーベリーには、認知機能を向上させる可能性があると分かっています。高齢者を対象に、ブルーベリージュースを12週間摂取してもらったところ、認知能力が向上したという実験結果があるのです。(※5)

この効果にも、上述の「アントシアニン」が関係していると言われています。正直に言うと、筆者は昔ブルーベリーに対して「なんとなく目に良さそう。」そんなイメージだけを持っていました。
実はブルーベリーが食べ物の中で特別目に良いわけではないと分かりましたが、整腸作用やダイエット効果、認知機能まで改善する可能性があると知ってからは、愛用のフルーツです!
最後に、冷凍ブルーベリーの効果を高めるための、おすすめの食べ方をご紹介しますね。