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「結婚はしなくてもいい!」人生がより良くなる秘訣を女性起業家が語る

欧米でも同じじゃないの?

結婚「欧米でも結婚すれば、誰かの名字になって◯◯のワイフって言われるじゃない」と突っ込みが入りそうですが、欧米と日本の結婚に対する社会的インパクトは全然違います。欧米では結婚しても「引き続き」結婚前の生活が送れる。 結婚したから急に家族の最下位にされたり、サブキャラにされたり、夜に出かけにくいとか、子どもを産んだら「もうお母さんなんだから」と社会から追い出されることが比較的少ない。 日本はまだまだお母さん枠、ヨメ枠の役割を演じることが期待されていて、それに違和感や閉塞感を覚える人が増えていると思います。 一方で「お母さん枠」や「ヨメ枠」を喜々として受け入れられる人も中にはいて、そうい う人には割と向いているシステムかもしれません。

結婚は「就職」の代わりにしてはダメ

夫ただし、どんな結婚も「就職」の代わりにしちゃダメです。結婚は結婚、就職は就職、別物と認識してください。なぜなら結婚には「旦那ガチャ」リスクが高過ぎるのです。具体的に二つの大きなリスクがあります。 一つは、就職先だと思ったはずの相手が仕事を失ったときの閉塞感(うわー、実は大して仕事できないオトコと結婚しちゃった? リスク)。 二つ目は、就職先だと思って結婚した相手に裏切られ、離婚を突き付けられた時の日本の女性の立場の弱さ(相手の浮気が原因でも、相手がどんなに悪くても、慰謝料などは、ほぼもらえないと思っておいてください)。 「30歳までに結婚しなきゃ」と焦っている女子の皆さん、焦る方向があるとすれば「一人でも生きていける経済力をつけること」かなと思います。 超フレキシブル人生論 <河村真木子 文・構成/女子SPA!編集部>
河村真木子
1976年、奈良県生まれ。将来に不安を抱いた高校時代のモラトリアム期を経て、高校3年生の春にロサンゼルスのLe Lycée Français de Los Angels高校へ転入を決意。20歳で卒業後、関西学院大学に進学するも自主退学。再び渡米し、UCバークレー校に進学。卒業後は帰国し、米系投資銀行に就職。“バリキャリ金融女子”として日々奮闘した。2021年8月よりオンラインサロン「Holland Village Private Salon」をスタートし、わずか1年で業界トップの規模を確立。その他現在は、炭酸パックブランド「Carrie」の開発・販売も展開。
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