「結婚はしなくてもいい!」人生がより良くなる秘訣を女性起業家が語る
仕事や婚活や子育てを毎日頑張ってはいるけど、なぜか行き詰まってしまう…。ジェンダーの壁や、周囲からの常識の押し付けや圧力を感じて疲弊してしまう…。そのように感じている女性も多いはず。
そんな女性に対し、「“当たり前”を手放せば人生はもっと豊かになる」と語るのは、オンラインサロン業界でいま最も注目を集める起業家、河村真木子さん。河村さんは初著書「超フレキシブル人生論」を上梓、本書には彼女が語る「人生がより良くなる秘訣」が散りばめられています。
河村さんはもともと外資系投資銀行で働いており、のちに“バリキャリ金融女子”としてインスタグラムで社会派コラムを発信するようになりました。
幅広い金融・経済知識や国内外への広い視野を持ちながら、ズバッと本音に切り込むコラムはまたたく間に人気となり、2021年8月にはオンラインサロン「Holland Village Private Salon(ホーランドヴィレッジプライベートサロン)」を開設。
サロンでは金融経済知識から美容、英語教育、トレーニングなど、他にはない豊かな情報が得られるとあって、わずか1年のうちに1万人超が入会し、現在では業界でも最大級の規模になっています。
そんな河村さんも、現在の成功を手にするまでに、高校を20歳で卒業したり、外資系金融機関でバリバリ働きながら20代でシングルマザーになったりなど、さまざまな困難に直面したといいます。
困難な状況のなかでも「当たり前」を一つひとつ疑い、フレキシブルに挑戦し続けた河村さんの考え方、生き方のヒントが詰まった内容を一部ご紹介します。
二度の結婚を経験した彼女が出した結論は「結婚はしなくてもいい」。果たしてその理由とは。
(以下、本書より抜粋)
私自身は過去に2回結婚しましたが、結論から言うと、結婚はしてもしなくても大差なし、女性に経済力さえあれば結婚という枠組みに縛られる必要はない、と思うようになりました。
むしろ、今の日本の社会的慣行だと、基本的に名字を変えるのは女性なので、結婚離婚を繰り返すと「名義変更地獄」があなたを待ち受けています。「名変なんて大したことない、大げさな」と思われるかもしれませんが、IT化が進んだことにより、「名前」「パスワード」の照合が大切なのと同じぐらい姓名の一致というのが大切になっています。
姓が変わっただけでワタシと認識されなくなる。一致しないから健康保険が使えない、送金できない、株が受け取れない、配当が受け取れない、海外不動産の名義を変えるのに渡航……。名義変更は、もうほとんどライフワークです。
という、名義変更地獄に加え、結婚することによって◯◯像を押し付けられがちなのもこの社会の特徴。結婚した途端に、◯◯さんの奥さんとサブキャラにされるだけでなく、うっかりすると家族に組み込まれて◯◯家のヨメという家族キャラ(最下位)にされます。「ワタシ」はどこに行った? 今まで「ワタシ」として力強く生きてきたのに、いきなりのサブキャラ、いきなりの最下位。
サロンに入会希望者が殺到する河村真木子とは
結婚はしなくてもいい
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『超フレキシブル人生論 “当たり前”を手放せば人生はもっと豊かになる』 キャリア、お金、ジェンダー、結婚、子育て…現代社会に蔓延る数々の常識(=当たり前)は本当にあなたを幸せにしますか? 人生が好転する河村真木子の考え方、生き方を1冊に凝縮。 ![]() |