紅白の初出場組は若返り人選?!オトナ世代が知らない新規10組総まくり
11月16日、『第73回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表されました。
ここ数年の若返り傾向に拍車がかかった人選で、初出場は紅白それぞれ5組ずつ。というわけで、オトナ世代にはなじみのないアーティストを解説していきたいと思います。
①紅 IVE 韓国の6人組ガールズグループ
昨年12月にシングルアルバム「ELEVEN」でデビュー。そこからわずか1年で紅白出場を果たしました。メンバーは、ユジン、ガウル、ウォニョン、リズ、レイ、イソ。パフォーマンスのクオリティに加え、チッケムと呼ばれるメンバーそれぞれにクローズアップしたビデオ動画も人気で、早くも熱狂的なファンを獲得しています。 また日本版と韓国版とではMVのテイストが違うのも興味深いところ。お国柄に合わせて衣装や演出を変える手法からは色々と学ぶところがあります。
②白 Saucy Dog 男女3人組ロックバンド
2013年結成。メンバーは、ギター、ボーカルの石原慎也、ベース、コーラスの秋澤和貴、ドラム、コーラスのせとゆいか。昨年8月リリースのミニアルバム『レイジーサンデー』の収録曲「シンデレラボーイ」がロングヒットを記録しています。 彼氏が浮気をしているのを知っていながら別れられない女性の心理を描いた歌詞と、マンガ風のMVが若い世代にウケました。曲とサウンドも最高でした。スリーピースとは思えない音の厚みに、歌詞のストーリーに合わせた演奏の盛り上げ方は見事。1年以上にわたりチャート上位にランクインしているのもうなずけます。