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クリスマスイブに突然家に来て土下座する彼、理由を聞いて愛想が尽きた

当分ケーキは食べられなさそう

当分ケーキは食べられなさそう

実際のケーキ(夏海さん提供写真)

帰っていく後ろ姿を見て、結局私はケーキを買わせるだけの女だったとようやく気づきましたね。なので、その後すぐにLINEで別れを告げました。それから、身内と先輩の家が幸い近くにあったので気を紛らわせるために自ら配達に向かうことにしたんです」  その帰りには夏海さんは悔し涙が止まらず、自分のバカさ加減にも腹が立って仕方なかったそうです。また、結局余ったホールケーキを持って職場に出向き、遅番のスタッフに振る舞うことにしたといいます。 「遅番のスタッフたちには喜んでもらえたので、せめてケーキが無駄にならなくてよかったと思いました。配達を終えて自宅に戻った後は、残った1個のケーキを一人で一気に食べきってやりましたよ」  一人で食べるには少し量の多いケーキに胸やけを感じつつ、もう二度とこんな目には遭わないと夏美さんは心に誓ったそうです。 ―シリーズ「冬の恋愛、悲喜こもごも」― 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/大杉沙樹>
大杉沙樹
わんぱく2児の母親というお仕事と、ライターを掛け持ちするアラフォー女子。昨今の情勢でアジアに単身赴任中の夫は帰国できず。家族団欒夢見てがんばってます。
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