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小学生の娘が助けた血まみれの子猫…数ヶ月後のいきいきした姿が愛くるしい

当初の不安な気持ちは消滅。個性を受け入れて共に暮らす

「ぴのは怖がりなせいか、初めは私以外になかなか懐かず、娘にも威嚇。『助けたのは私なのに~(笑)』と嘆いていましたが、根気強くお世話をするうちに打ち解け、一緒に遊び、お昼寝するようになりました」
娘さんとのお写真

娘さんとのお写真

 普通の猫より寿命が短いかもしれないし、お金もかかる……と、迎えた頃は正直、ネガティブな気持ちのほうが大きかったという飼い主さん。しかし、共に暮らす中でマイナスな感情は消え、ぴのちゃんを“普通の猫”だと感じるようになりました。 元気に遊ぶぴのちゃん「以前は、愛猫に障害があると言葉が通じない分、大変そうだと思っていましたが、家族になってみると、その生活が普通になる。個性とはまた違うけれど、“うちのぴのはこう”という感じです」 座り方も可愛い 障害への配慮は、猫の性格に応じて飼育環境を工夫するのと同じ。そう語る飼い主さんの考えに触れると、障害と世間一般では呼ばれるものを持つ猫への視線が変わるはず。  死の淵をさまよったぴのちゃんは力強い前足をフル活用し、自分らしいニャン生を切り開きました。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます <取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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