
「スパイシーカレーパン」(本体価格:168円)
もう一つサミットのこだわりパンとして紹介されたのが、「スパイシーカレーパン」(本体価格:168円)。
揚げたてのカレーパンのおいしさは格別ですよね。そうです、パンを焼き上げる頻度が高いのもスーパーのメリットで、カレーパンはスーパーの手作りパンの看板商品として、より多くの人が揚げたてのおいしさを味わえるように計画して作られています。

店内に掲げられたボード。サミットストア代官山鉢山町店の場合は朝イチよりもお昼時(11時半~12時半)に来店するのが狙い時です
焼き立て出来たてを味わうために、サミットでは店内に焼きあがり時間が書かれたボードがあるので、それをチェックして来店時間を考えるのも楽しみの一つになるでしょう。

「発酵バタークロワッサン」(本体価格:168円)
今回もっとも印象に残る話だったのが、コスパを最高に実感できる名品は「発酵バタークロワッサン」(本体価格:168円)だということ。
このクロワッサンはフランス産AOP発酵バターを使用した極上品で、同等のクオリティを他店で探すと2倍以上の価格になるそうです。
確かに有名店のクロワッサンは300~400円が主流。このように原材料にこだわったパンには圧倒的な価格競争力が宿っています。

極上クロワッサンがリーズナブルに販売できるのは。大量製造ができるスーパーならではの強み
またサンドイッチも得意分野。このクロワッサンを使った「燻しベーコンのクロワッサンサンド」(本体価格:328円)は、老舗の浅草ハムが作っている「燻しベーコン」を使用した、素材にこだわったクロワッサンサンド。言葉を失うほどのおいしさでした。

「燻しベーコンのクロワッサンサンド」(本体価格:328円)
さあいかがでしたでしょうか。スーパーのベーカリーの強みを知れば、これまで以上に賢くおいしいパン生活を送れるに違いありません。
<取材・文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>