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稲森いずみ、不倫夫に復讐する妻を演じて「家庭って努力の上で成り立つものなんだろうな」

 女優の稲森いずみさん(51)が、世界中でヒットした傑作ドラマの日本オリジナル版『夫婦が壊れるとき』(2023年4月7日(金)深夜24時30分スタート・日本テレビ)で主演を務め、傷つきながらも計算づくで不倫夫に復讐するヒロイン・陽子を演じています。
稲森いずみさん

稲森いずみさん

 夫と子どもに恵まれ、医師として順風満帆な生活を送る陽子。完ぺきな人生を送っていたはずが、愛している夫のみならず、信頼していた同僚や隣人たちの裏切りをも知り、壮絶な復讐劇に身を投じていく物語です。  凜とした美しさはそのままに、強い女性を演じる稲森さん。不倫・復讐をモチーフとした本作、そして日々の美容へのケアなども聞きました。

世界的ヒットドラマのプレッシャーを糧に

稲森いずみさん――徹底的に夫を追い込み、壮絶な復讐劇を繰り広げるヒロインの話ですが、まず今回の企画を聞かれた際、どのような感想を抱かれましたか? 稲森いずみ(以下、稲森):世界的にヒットしたドラマということでプレッシャーを感じましたが、そのプレッシャーを糧に一生懸命演じていきたいなと思いました。あとはイギリス版、韓国版、いろいろあるのですが、新しく私たちの日本版を作っていけたらいいなと思いました。 ――オリジナルのドラマの感想はいかがでしたか? 稲森:原作を観た時は、率直に面白いと思いました。とにかくヒロインが魅力的で、夫に不倫されても決して泣き寝入りせず、どんどん行動に移していく。傷つきながらも手を抜かず、夫や周りの友人たちに復讐していく姿は、とても狂気じみていくのですが、そういうところも含めて魅力的で、観ていて爽快感を味わえるようなストーリーでした。それにヒロインの心理描写がすごく丁寧に描かれていたので、演じてみたいなと思いました。

嘘が嫌いなところが自分と似ている

稲森いずみさん――主人公の陽子を演じてみていかがでしたか? 稲森:イギリス版はイギリスの女性の想いを表していたと思いますので、今回の日本版では、日本の女性が日本の環境でどう感じて、どう行動していくのかというところを、ちゃんと考えて演じていければと思っています。 ――主人公ですが、ひとりの人間としてどう捉えましたか? 稲森:女性があこがれる強さを持っていて、仕事を持ちながらも、妻として、そして母として完ぺきにしようとしている人だと思いました。大胆な行動力、時に過激なことをするのですが、そこにいたる“女の気持ち”は、とても共感できる部分もあり、そこをしっかり演じていきたいなと思いました。 ――ご自身と比べて、近いところや遠いところはありましたか? 稲森:近いところで言うと、嘘が嫌いというところは一緒でした。あと主人公の陽子が自分の中でなんとか消化し、収めようとするところは似ているかなと思いました。
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■作品概要
金曜ドラマDEEP「夫婦が壊れるとき
日本テレビ系 4月7日(金)深夜24時30分スタート
公式Twitter:@deepfriday_ntv
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