1年半で120キロから驚異の60キロのダイエットに成功し、「1年半で成功した ダイエット術とは？ 60kgやせたら人生が爆上がりしました」も上梓したお笑い芸人・やぎゅうさん。そして元プロレスラーで現在も筋トレに励み、大きさをキープし続けるメイプル超合金・安藤なつさん。前編では、2人のぽっちゃり遍歴から芸人論を包み隠さず語ってもらいましたが、後編では“痩せたらモテる？”についても突っ込んで聞いてみました。体型による“幸せの変化”はあるのか。女子SPA！ならではの対談です。 【対談前半を読む】⇒メイプル超合金・安藤なつ×ダイエット芸人・やぎゅう特別対談「女性は痩せたら幸せになれるの!?」 ――学生時代からぽっちゃりされていた安藤さん、やぎゅうさんですが、思春期はやはり恋やダイエットをされていたのですか？ やぎゅう：やっぱり恋い焦がれる部分はあったんですが、痩せたいとは正直あまり思っていなかったんですよ。小学校、中学校って体重は右肩上がりにどんどん増えていたけど、「思春期がきたら痩せるんだろうな」って思っていましたから（笑）。でも、まったく痩せない。 安藤：自分も、ダイエットをする周りの友達を見て、「女子は時がきたら自然と痩せていく、なんかそういうシステムになっている……」と思い込んでましたもん。……で、そのまま放置していた結果、今こんな仕上がりになってます。でも、やぎゅうちゃんは、恋をすると体重が激しく乱高下していたよね。 やぎゅう：しますね～。昔、役者の男の子を好きになったとき、打ち上げの大勢の前で告白したんですよ。 安藤：思い切ったね。 やぎゅう：でもフラれて。ずるいんですけど、「キスしてくれたら諦める」って言ったんです。それも断られて。ちょっとふざけて、かるく覆いかぶさるように迫ってみたら、コテンパンに力でねじ伏せられました。 安藤：おお。それで失恋のショックからやけ食いとか？ やぎゅう：「私にもっと力があれば……！」って、腕力を求めてプールに通い詰めたんです。「綺麗になって見返してやろう」とかじゃなくて、力負けしたのが悔しくて。クロールで遠泳して、10キロ瘦せたんですよ！すぐ戻りましたけど。 安藤：なんでそこで、力を欲するんだよ。