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ネットで出会った友達の「まさかの正体」に全身トリハダ…“夫の赴任”がきっかけで訪れた悲劇

 近年、あとを絶たないSNS絡みのトラブル。今は投稿系のトラブルが目立ちますが、一昔前であれば見知らぬ人と仲良くなって実際に会ったり、オフ会を開くといった、いわば「友達を作るためのSNS」でのトラブルが多かったように感じます。

※イメージです(以下、同じ)

 今回は、少し前に海外で友達を作ろうとして「思わぬトラブル」に巻き込まれそうになった専業主婦の佐々木真彩さん(仮名・32歳)に話を伺いました。

夫の海外赴任で引っ越したタイで友達探し

 5年前、真彩さんは大手電子機器メーカーに勤務する夫の海外赴任でタイのバンコクに引っ越しました。初めは楽しかったのですが、仕事をすることもできない真彩さんは、次第にバンコクの暮らしが退屈になっていきました。 「幼い頃から子供はバイリンガルに育てたいと思っていたんです。妊活のためにも夫についていったのですが、なかなか子供ができませんでした。夫は次第に同じ会社の人と飲みに行く機会が増え、毎日が暇になっていったんです。そこで、日本人駐在員妻の友達を作ろうと、バンコクの電子掲示板で募集することにしたんです」  マッチングアプリがそこまで普及していなかった時代、バンコクには日本人が書き込める電子掲示板が存在し、そこで知り合った人達がオフ会をしたり遊びに行っていました。その情報を知った真彩さんは、さっそく掲示板で友達を募集したといいます。

境遇が似た同い年の女性とネットで仲良しに

タイの光景「すぐにレスがついて、同じ歳の友達ができたんです。彼女……ユリさんは、私と同じ歳でバンコクの郊外に住んでいました。私と境遇がそっくりだったので、つい私も気を許して悩み相談などをしていたんです。  夫が毎日のように飲みに行って相手にしてくれないこと、子供がなかなかできないこと……。ユリさんは聞き上手でいろいろと話を聞いてくれたこともあり、退屈だった毎日がすっかり楽しくなりました」  2人がやり取りを始めて半年ほど経った頃、ユリさんが真彩さん家の近くに来る用事があったため、ランチのお誘いを受けたといいます。バンコクに来て初めて仲良くなった友達だったので、即OKしたという真彩さん。  そして当日、ユリさんに服装など特徴を伝えてウキウキした気持ちで待ち合わせに向かうと……そこで信じられない光景を目の当たりにするのです。
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驚愕…判明したユリの正体とは
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