団地暮らし、8畳のリビングを「心地良い空間」にするコツ。子ども2人とすっきり暮らす
インテリアコーディネーターのYuko Tanaさん(@yuko_yuum)は、都内のUR賃貸住宅で暮らす2児の母。アートや観葉植物を取り入れながら、3LDKの団地で心地良く暮らすインテリアのアイディアをインスタグラムで発信しています。
Yukoさんの自宅インテリアを参考にしながら、照明やダイニングセットの選び方や賃貸でインテリアを楽しむコツついて聞きました。
Yukoさんの自宅は3LDK。8畳のリビングは家族がリラックスして過ごせる空間になっています。好きなテイストは、色彩を取り入れた北欧インテリアだといいます。
「イスラムやインドなどの派手なデザインのラグなども好きですね。そういうものが映えるように、部屋全体はどんなデザインのものを取り入れても干渉しないシンプルな空間にしています」
リビングルームのアイコン的な存在となっているのが、3つのガラスシェードが特徴的なペンダントライト。
「ブラックのレールの照明が好きなのですが、そうすると他の家具もブラックで揃えないと印象が散らばってしまうので、真鍮(しんちゅう)風のゴールドを選びました。一目惚れして楽天市場で購入したものです。
明るい部屋が好きなので、光を拡散してくれるクリアなガラスシェードにしています。明るさ的には6畳用くらいなので、暗いと感じたときはリビングにもう1つ付けている小さめのシーリングライトをフォロー的に使っています」
夜は壁付けの間接照明を点けると、さらにリラックスした雰囲気になります。
「間接照明はIKEAで購入したものです。パイプの部分は、どんな部屋でも合わせやすいシルバーを選びました。リビングに付ける前はベッドルームで使っていたし、今後は子どもの部屋に付けようかなと思っています。
シェードの部分は布製で、プリーツ感が好きなんです。昔のデザイナーズの照明でプリーツテイストのものがあるのですが、すごく高額なので、手の届く予算の範囲内で近い雰囲気のものを購入しました。賃貸は工事ができないので、コンセント電源で石膏ボード用のピンで取り付けられるものにしています」
間接照明の下にはポストカードをディスプレイするミニコーナー。
「美術館に行くたびにポストカードを買って増えてしまうので、それを生かしています」とのこと。ポストカードや写真を壁に貼る時のコツはあるのでしょうか。
「貼る面積にもよりますが、きっちり揃え過ぎないよう、少しずらしながら貼っています。遠目に見たときにフワッとまとまっていればいいかな、という感じです」