これは恵さんに限った話ではありません。本気で出会いたいと思っているなら、「登録したばかりです」「試しに登録しました。メッセージ返信遅くなるかも」「友達に言われて登録しました」のような一文は、掲載しない方がいいでしょう。

「これ書いてても会えましたよ」「友達の自己紹介文もこんな感じでしたけど」と言われることも多いのですが、出会える可能性をわざわざ下げてまで、どうしても書きたい文言でしょうか。
ここ数年でマッチングアプリは芸能人やインフルエンサーにも使われるようになり、華やかなライバルも多いのです。そして忘れてはいけないのが、一般的なマッチングアプリユーザーはアプリの中で彼氏も結婚もできず、アプリ婚を果たすのはユーザーのごく一握り、という事実です。
その後プロフィールを変更した恵さんですが、いいねが500以上も増えて、逆に選ぶことに疲れてしまいます。結婚相談所もおすすめしたのですが、「モテない人しかいなさそう」「高いし」という反応でした。そこで、今度は婚活パーティーに参加することにしたのです。
新型コロナの流行以来マッチングアプリに押され気味だった婚活パーティーですが、今はマッチングアプリに疲れた人が、「会う」ことから始まる婚活パーティーに乗り換えるケースも増えてきています。
20代限定の婚活パーティーに参加した恵さんですが、
残念ながら誰ともマッチングしなかったそうです。