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オリラジ中田の「松本人志“批判”」を、笑いに変えちゃった芸人たち。トガッたセンスが爆発

企画力とフットワークに定評のあるさらば

 さらば青春の光は、2022年2月4日にYouTuberのヒカルが「40歳前後の中堅芸人からこき下ろされた」と告白した動画を投稿した際にもすぐさま反応を見せている。  2月9日にその中堅芸人を勝手に東ブクロということにして、一方的にヒカルに謝罪させる動画をアップした。YouTuberの謝罪動画らしい白シャツの“正装”に身を包んだ東ブクロが身に覚えのないことに謝罪させられる様子は滑稽(こっけい)で面白い。  企画力が秀逸で、なによりこの企画の動画を騒動の数日後にアップする、そのフットワークの軽さはすごい。企画の強引さとフットワークの軽さも今回の提言騒動でもいかんなく発揮された。

“サムネ詐欺”で、らしさ全開のナイツ塙

 ナイツの塙宣之は「あの件について思うこと話します」というフワッとしたタイトルの動画を投稿。サムネイルには中田、慎吾、せいや、ホリエモンといった提言騒動に関与した人の名前が載っているが、明らかに“釣り針が大きすぎる感”は否めない。  冒頭は「いろいろ思うことがあるので、私なりにお話ししたいなと思う」と口にして、「まずは中田ですね。ジャイアンツに来て数年たつんですけども、本当今年は開幕から大活躍で。(中略)三冠王もあるんじゃないかって時に怪我をしてしまって」と巨人の中田翔について話す。  その後も“慎吾”や“せいや”に触れるが、同じく巨人の松原聖弥、石川慎吾を取り上げる。また、ホリエモンについてはかつてプロ野球界に参入しようとした時のエピソードを話し、野球の話題のみで動画は終わり、野球ファン、巨人ファンの塙らしさを感じる“サムネ詐欺”だった。  各芸人、自身の個性を理解したうえで、センスと行動力・瞬発力に優れた動画をアップして、今回のごたごたを笑いに昇華している。今後も何か芸能界を揺るがす騒動が起きた際には、どういった形で楽しませてくれるのか期待したい。 <文/望月悠木>
望月悠木
フリーライター。社会問題やエンタメ、グルメなど幅広い記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。X(旧Twitter):@mochizukiyuuki
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