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春ドラマ名作ベスト5。“日曜劇場”も素晴らしいけど、涙腺崩壊の“尊さNo.1”は

ラストマン―全盲の捜査官―

事件もの系で最も楽しませてくれたのは、『ラストマン―全盲の捜査官―』(TBS系)。全盲のFBI特別捜査官・皆実広見(福山雅治)が、犯人逮捕のために手段を選ばない刑事・護道心太朗(大泉洋)とバディを組んで、難事件を解決していきます。
『ラストマン―全盲の捜査官—』

画像:TBSテレビ『ラストマン―全盲の捜査官—』公式サイトより

当初はプライベートでも仲良しと知られる福山×大泉、ふたりの内輪受けするようなドラマかと勝手に想像していましたが、さすがは日曜劇場!『TOKYO MER~走る緊急救命室~』や『マイファミリー』などで知られる黒岩勉氏の脚本・組み立てが、とにかく素晴らしかった。

重厚なミステリー要素に、福山×大泉の痛快なやり取り

41年前の強盗殺人事件において、皆実は被害者の息子、心太朗は容疑者の息子という背景があり、全話を通じてその伏線が張られていました。6月25日放送の最終回では、すべての真相が暴かれることになるでしょう。
41年前の事件はもちろんですが、一話毎にふたりが解決してきた事件も一つひとつ興味深く描かれました。現代社会の問題が随所に散りばめられており、リアリティがある。重厚で見ごたえのあるミステリー要素に、福山×大泉の痛快なやり取りが掛け合わさった、観る者を飽きさせない緩急こそがこの作品の魅力かもしれません。
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4作品目は? 観れば観るほど味が出て、病みつきに
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