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鼻美人になりたい!ヒアルロン酸、糸、プロテーゼetc.… どれを選べばいいの?「鼻整形」のあれこれ

by 美容医療研究協会

相澤 勝喜先生監修医師:相澤 勝喜先生 【経歴】三重大学医学部卒業後、松阪市民病院で外科と救急医療を学ぶ。そこで目にした美容手術から美容医療に興味をもち、全国展開の大手クリニック入職。入職後は多数の手術を担当し、異例のスピードで院長就任。分院の立ち上げや基盤づくり、また全国のドクター指導にも尽力。2021年AiZ CLINICを開院。高い技術力が求められる鼻整形を得意とし、一人一人に対して最高クオリティの手術、処置を提供することに徹底的にこだわりを持つ。

お顔の中心にある「鼻」は美人度を左右する?!

お顔の中心にある鼻。皆さんはご自分の鼻に満足していますか?「もう少し高かったらいいのに」「小鼻が膨らんでいるのが気になる」「豚鼻がコンプレックスで仕方がない」と大なり小なり、鼻に関するお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。メイク動画やメイク本などでも、少しでも鼻が高く見えるようにハイライトを入れたりノーズシャドウを入れたりといったことがメイクのポイントとして頻繁に紹介されています。これは“鼻が高い”“鼻筋が通っている”ということが、やはり誰もが憧れる美しい鼻の条件であり、そして美人に見える重要なポイントの1つであると認識されていることの表れだと言えます。

手軽で安価な印象のヒアルロン酸による鼻整形

「ヒアルロン酸注入で切らずに鼻を高く」というキャッチコピーを目にしたことはありませんか? 料金的にもプロテーゼなどと比べると安価だし、切開するより痛みも少なくて良さそう…と、手軽そうな印象を受ける方が多く、ヒアルロン酸注入を選ぶ患者様が増えている現状があります。 しかし、ヒアルロン酸注入には多くの危険性が潜んでいることは否めません。一番知っておかなければいけないのは“壊死や失明の可能性”です。確率的には非常に低いものの、必ず知っておきたいリスクの1つです。「もっと高くしたい」「簡単に高くなったからもう一度注入したい」と、何度もヒアルロン酸注入を行うことはリスクを跳ね上げることに繋がります。 また、美容医療に関心の高い方であれば、ほとんどの方がご存じだと思いますが、ヒアルロン酸はずっと形をキープすることは難しく、時間と共に周りに流れていきます。 鼻筋に何度も入れた場合は、どんどん鼻筋が太くなってしまう。おまけに、その状態を放置するとドクターも治しづらく、ヒアルロン酸を溶かす注射をしても、太さが戻りにくくなり修正が困難になります。気付けば手に入れたはずの鼻筋の通った美しい鼻は見る影もなくなり、太くてガッシリとした立派な鼻に変化してしまっているなんていうこともあり得る話なのです。 ヒアルロン酸注入自体が悪い施術というわけではありません。ただ、リスク説明をきちんとしてくれる信頼できるドクターをしっかりと選びたいですね。 相澤 勝喜先生

最近流行りの糸施術

糸を入れることによって、鼻先や鼻根部、鼻背部に高さを出すことができる施術も近年多く見られる、いわゆる「プチ整形」と言われる施術の1つです。こちらもヒアルロン酸注入ほどではないですが、気軽に受けられる施術のイメージを持つ方が多いでしょう。 しかし、この糸施術も様々な重大トラブルを引き起こす可能性があります。トラブルとして多く見られるのが、「鼻先から糸が飛び出してくる(場合によっては口の中から出てくる)」というもの。炎症や感染症を引き起こし、さらには傷跡が残ってしまうという可能性が大いにあり、想像するだけでもすごく辛そうですよね。 ただ、知っておいて頂きたいのが、これは必ずしも糸施術が悪いという訳ではなく、術者の技術が未熟であることが関係していることが多いということ。 例えば、軟骨を避けて糸を入れなければならない場合、その方法・手技を熟知していなければ軟骨を突き刺してしまうといったトラブルを引き起こします。解剖学を十分に学び、理解していなければ、非常に難しい施術になるのです。軟骨からの修正となると、本来希望していた施術の前段階の治療が必要になり、マイナスからのスタート。そうなると、心身ともに負担を感じるのはもちろん、金銭的な面でも負担が増えることになります。こちらも、技術のあるドクターをしっかりと見極めて選びたいですね。

美容大国と言われる韓国での鼻整形

「整形するなら、やっぱり低料金でできる韓国だよね」「なんてったって、美容大国だし安心だよね」と思われている方も非常に多くいます。女子SPA!読者の皆様の身近にも、実際に韓国で施術を受けたという方がいらっしゃるのではないでしょうか? 本当に安くて良いクリニックももちろんありますが、旅費のほか、何かトラブルが起こった時にかかる費用などを考えると、日本と比べ、総じて物凄く安いと言えるかどうかは疑問に思う部分があります。また、コミュニケーションが日本ほどうまく取れないというデメリットもあり、それらを踏まえても韓国での施術を選ぶのかどうかは1つ考えるポイントになるかと思います。 少しでも低料金で施術を受けたいとお考えであれば、モニター制度を利用するのも1つの手です。クリニックのホームページなどに術前術後の写真が掲載されるということが大前提にありますので、それを了承できる方にはオススメです。ただ、誰でもモニター制度を利用できる訳ではなく、細か過ぎる方やクリニック側の美の価値観と相違のある施術依頼だとお断りされてしまう可能性があるのでご注意くださいね。 相澤 勝喜先生

鼻整形を安心してお任せできるドクターとは

鼻整形と一言で言っても、その種類はかなり豊富です。特に都内の美容クリニック数は非常に多く、どこのクリニックを選んだらいいのか、どの施術が自分にとってベストなのかを見極めるのはかなり難しいことだと思います。 そこで、クリニック選びの1つポイントとなる部分を女子SPA!読者の皆様に特別にご紹介したいと思います。まず、クリニックの公式ホームページの施術一覧をご覧ください。「鼻中隔延長」「鼻骨骨切り」「助軟骨採取」この辺りの施術は鼻手術で最上位に難しい施術になります。これらの手術をしっかりと行なっており、カウンセリングも短か過ぎず長過ぎず丁寧に行ってくれるクリニックを選ぶといいのではと思います。 たくさんの情報が溢れている本当に便利な時代ですが、その反面、正しい情報を見極める力が不可欠であることは皆様も感じていらっしゃることでしょう。大きな後悔を生まないよう、ご自身にピッタリと合うクリニック選びでますます美人になってくださいね。今回のお話が少しでも皆様のお役に立てると嬉しいです。

監修いただいた相澤先生のクリニック

相澤 勝喜先生AiZ CLINIC 公式HP 〒107-0062 東京都港区南青山3-18-1 マミーワールドビル3階 <文/美容医療研究協会 監修/相澤 勝喜先生 提供/美容医療研究協会>
相澤 勝喜先生
三重大学医学部卒業後、松阪市民病院で外科と救急医療を学ぶ。そこで目にした美容手術から美容医療に興味をもち、全国展開の大手クリニック入職。入職後は多数の手術を担当し、異例のスピードで院長就任。分院の立ち上げや基盤づくり、また全国のドクター指導にも尽力。2021年AiZ CLINICを開院。高い技術力が求められる鼻整形を得意とし、一人一人に対して最高クオリティの手術、処置を提供することに徹底的にこだわりを持つ。
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