由美さんは結婚相談所に入会して2カ月後には、結婚相手になる男性と知り合っています。不利な条件の中でも婚活に成功した理由は、どこにあったのでしょうか。

結婚相談所から紹介された相手には全て会い、相談所の“申し込み枠”は全て使い切り、自分から20人に申し込みをしたそうです。10人ほどの男性とお見合いして、また会いたい男性には必ず「また会いたいなって思ってます」と伝えていました。
筆者から見て、結婚相談所の女性会員のなかで、由美さんぐらい積極的な方は1割もいないと思います。
結婚相談所で知り合った男性のなかで、ある40代前半の男性には「Aの信者だと親が嫌がると思う」と言われたものの、それ以外の男性は宗教Aの
信者であることを伝えても断られることはなかったそうです。
「10歳年上の人とも会っていましたが、なんだ、5歳差までの若い人の方が柔軟じゃん! と思って、拍子抜けしました」

夫婦で神社仏閣巡りを楽しむことも(本人提供写真)
のちに結婚することになる男性は2年も活動していて、なんと写真より実物の方がカッコよかったそうです。完全に結婚相談所の不手際だと思います。しかしそれが功を奏し「写真よりずっとかっこいい!」と褒めてくれる由美さんに相手はべた惚れし、結婚まではスムーズだったそうです。