News

“親が宗教信者”な33歳女性、それでも結婚できた理由は。今すぐマネしたい「男性の心をつかむ言葉」

信仰や育った環境の違いを超える「結婚生活の工夫」

由美さんの家にはつい最近まで、Aの仏像があったそうです。結婚する際に、親が持っていけと言って用意してくれたものでした。 生まれてからずっとそれに手を合わせてお祈りをささげる習慣があったため、由美さんは結婚後もしばらくはお祈りをしていました。信者ではない夫がお祈りになんの文句も言わず、むしろ仏像を一緒に掃除してくれる姿を見て、「この人がいればもう仏像はいらない、手放そう」と思ったそうです。
結婚後のデート

結婚後も時々デートをし、記念日は一緒に祝うという(本人提供写真)

しかし過去に脱会した友人の話のように、新居にAの幹部が回収に来たら面倒くさい。どうやって返却していいかわからず調べたところ、「Aの本部に匿名で返却した」という体験談を見つけて、同じように返したそうです。

うまくやるために、八方美人になることも

私はこの話を聞いていて不思議でした。仏像の写真を見せてもらったのですが、ただの木製の人形なのです。 「このサイズだと粗大ごみじゃなく普通の燃えるゴミで出せるのでは?」 うっかりこんなことを言ったら、 「ごみの日に出せるか、出せないかが信者と無宗教の差ですよ」 と言われました。 リビングで寛ぐカップルもちろん親は、信仰の対象の仏像を返却したなんて知りません。結婚後も由美さんのお母さんはAのイベントに誘ってきたり、選挙前には「旦那さんにも投票してと伝えてね」とLINEを送ってきたりするそうです。 「母からの誘いはのらりくらり断っているので数は減りました。両親に会った時は『旦那さんはいつも快く○○(政党名)に投票してくれるよ』とかなり盛って伝えてます。両親は夫と義母義父がAの理解者だと思っています。八方美人になることは大事かもしれません」
次のページ 
うまくいったケースは、検索に出てこないだけ
1
2
3
4
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ