Beauty

糖質制限もカロリー制限もナシ、おやつもOKなのに確実に痩せる!人気の糖尿病医が教える健康ダイエット

血糖コントロールと空腹の秘密

P24お腹がすくとまっさきに食べたくなるのが、ごはんやパン、お菓子などの甘いもの。これらは糖質メインの食材です。 糖質は瞬時にエネルギーとして使われますから、当然といえば当然。本書でも「低血糖になると体は『エネルギー不足だ!』と感じ、空腹感に襲われて食欲が駆り立てられる」と解説。そこで一気に糖質を補給すると血糖値が急上昇し、また急降下する、という「血糖値スパイク」に陥るのです。 だからこそ「血糖値をゆっくり上げてゆっくり下げる」「胃を長くふくらませておく(腹持ちをよく)」が必要となるのですね。 さらに「何をどんな順番で食べるかによって、胃腸での消化の速度や血糖値の上がり方が変わってくる」といいます。難しいことはさておき、「たんぱく質と食物繊維ファースト」という食べ順を心得てほしいところ。 でも、たんぱく質や野菜から食べても、サラダのドレッシングが油たっぷりだと台無しなのでは? と疑問に思ったあなた。実は、この油がいい仕事をしてくれるのです。 「油の脂質も、酢も、食後血糖値の上昇の抑制を助ける」と本書。ほどほどの量のドレッシングで、前菜のサラダをいただきましょう。

朝食を食べる、食べない、どっちが正しい?

P26朝食抜きダイエットというのも、一時期話題になりました。朝食を抜いて胃腸を休ませる、というのが根拠ですが、はたして正しいのはどちらでしょうか。 本書による回答は「血糖コントロールダイエットには、朝食をとる1日3食のほうが有利」。ただし、朝は食欲がないという人は「食事を少量ずつ数回に分けて食べる『分食』を試してみてください」と本書。 プロテイン、オートミール卵がゆなど、軽めたんぱく質がおすすめだそうです。他、コンビニ食としてプロテインバーやギリシャヨーグルト、もち麦おにぎりを活用するのも可。
次のページ 
健康美が大切
1
2
3
4
5
6
7
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ