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「尊敬できる人と結婚したい」願望が、“不幸を招く”単純な理由。出会った後の落とし穴

好きになれる男性は「尊敬できる人」

ジンさんと別れたまみさんはマッチングアプリを再開しますが、34歳の時と比べていいねが減ったことを感じます。 いいねは来ても40代が多く、30代は39歳や38歳ぐらいの男性ばかり。しかも太っていたり、“あごマスク”の写真も多く、がっかりしました。会ってみても若いころの写真で登録しているのか、太っていて写真とは別人の男性が来ることもあったそうです。「ジンのように好きになれる男性に出会えそうもない」と、私のところへご相談にやって来ました。 会話する男女まずは、どんな出会いを求めているかを尋ねます。 「まみさんが好きになれる男性ってどんな男性でしょうか?」 「尊敬できる人がいいですね」 「なぜ、尊敬できる人がいいのですか?」 「やっぱり頼れる方のほうがいいですよ。でも結婚願望がちゃんとある男性がいいです。元カレみたいに結婚を焦っていない方だと、ちょっと」 「まみさんにとって、尊敬できるって具体的にはどういうことでしょうか?」 「向上心を持って仕事をしている方がいいです

デート中に仕事のことを熱く語る男性が好き

ちゃんと働いている方なら程度の差はあれ、向上心は持っていると思うのです。でもまみさんの言う向上心は、「納期に間に合わせるために工夫しよう」「予算削減になった中でも顧客の満足度をアップしよう」のような具体的な改善ではなく、デート中に熱く仕事のことを語る男性のことなのだそう。 「仮にそういう男性がいたとして、マッチングアプリを使えば男性側だっていろんな女性がいる中から選びますよね。まみさんを選ぶメリットってなんですか?」 「えっと……」 自分の話になると、言葉に詰まってしまうまみさん。 【関連記事】⇒マッチングアプリの女性「ダメ写真」図鑑。いいねが増えても“結婚が遠のく”一枚とは?
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「尊敬できる男性」を探すと幸せになれない本当の理由
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