片目が開かない野良猫を保護。わずか13ヶ月で旅立ったにゃんたろー君が教えてくれたもの
【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.132】
三毛猫のひめちゃんの一挙一動に日々、心和まされている飼い主さん(@mikehime0707)には、もうひとり忘れられない大切な愛猫がいます。それは、10歳前後で天国へ旅立った黒猫・にゃんたろーくん。
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一緒に過ごした13ヶ月間は、飼い主さんにとって今でもかけがえのない宝物となっています。
にゃんたろーくんは飼い主さん宅にときどき、遊びにきていた元野良猫。痩せ細り、元気がなく、初めは人間を怖がっていましたが、ご飯をあげるうちに心の距離は接近していきました。
飼い主さんは猫と暮らした経験がなかったため、保護を躊躇していましたが、やがて「家の中で一緒に暮らしたい」という想いが強くなり、にゃんたろーくんを迎え入れることを決意しました。
にゃんたろーくんは猫風邪を患っていたからか、片目がほぼ開いていない状態。お迎え後はケージで毎日、激しく鳴き続けました。
「鳴き声を聞くと、保護しないほうがよかったのかもしれないと、すごく悩みました。怖がりだなとも感じたので、優しく話しかけ、大きな音を立てないよう、気をつけました」
同時に、飼い主さんはネットやSNSを駆使して猫に関する知識を習得。にゃんたろーくんにはまったく触れることができなかったため、毎日少しずつ触る練習をし、ケージの外でも過ごせるようになることを目指しました。
そうした気遣いや愛情が届いたからか、にゃんたろーくんは比較的、早く人馴れ。家の中を走り回ったり、高所へジャンプしたりと家の中での生活を楽しんでくれるようになりました。
「強面な見た目とは対照的で、優しく温厚でした。とても甘えん坊で、いつでも私のそばにいたがりました。外見からは想像もつかないソプラノボイスが、特にかわいかったです」

自宅に遊びに来ていた野良猫を保護

少しずつ触る練習をすると…

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