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「整形して自己肯定感が下がった」総額1000万円超、元東大病院の現“美容ナース”が整形遍歴を振り返る/2023人気記事top5

整形後「自己肯定感は下がった」

みるくナースさん――整形後、内面的に変化したことがあれば教えてください。 みるくナース:単純に昔より可愛くなれたことで自信はついたように思えます。でも、自己肯定感は下がりました。どこに行っても、ブスな人とは思われない、普通に可愛いって言ってもらえるレベルの顔ではあると思ってるんですけど、自分のことをめちゃくちゃ可愛いと思えることは昔よりなくなりましたね。 ――それはなぜでしょう? みるくナース:整形をすればするほど自分の容姿レベルは上がるけど、比べる対象、同じ土俵に立つ人間のレベルも上がって行く気がしちゃうんです。ピラミッドの底辺にずっと自分がいて、ピラミッドごと上がってくみたいな感覚です。 ――なるほど。周囲の反応は今までと変わりましたか? みるくナース:初めてあった人の第一声が「可愛い」になったこと。「美人ですね」「モテるでしょ」とか、“可愛い”が当たり前になりました。でも、それも最近ですし、自分的にはまだそう思えていない部分が結構あります。周りがすごく持ち上げてくれて、やっと自分の自己肯定感がマイナスからゼロになったくらい。 あとはやっぱり単純に見た目だけでモテるのは前よりもあります。好意を寄せてくれる男性のレベルも上がったように思うし、何より変な人が寄って来なくなりました。

整形して1番良かったこと

――整形して1番良かったことを教えてください。 みるくナース:今日のインタビューでもそうですし、表に出る仕事ができていること。自分の人生の中で一番大きな割合を占めているのが仕事なんですけど、その仕事が大きく変わったので、それは本当に整形して一番良かったことです。 整形してなかったらインフルエンサーにもなれていなかっただろうし、自分が推してたアイドルと遊んだりできてることも、昔の自分から見たら信じられないと思う。 ――お仕事に関してが1番とは意外でした。 みるくナース:単調な仕事が得意じゃないから、色々な仕事ができるのは嬉しいですね。自分の意見を発信することが好きだから、こうやってインタビューでも自分の言葉で伝えられることも嬉しいし、それで周囲の反応が見られるのも楽しいなって思います。 自分の自己満足でしか整形をしていないので、「見た目で自分を売る仕事をしていないのに、何でこんなにお金を使っているんだろう?」ってたまに思うんですけど(笑)。だからこそ、誰かのために、何かのために、整形をするのではなくて、自分の幸せのため、満足のためにお金を使って整形をしていることが嬉しいし、そこに誇りも持っています。 <取材・文/瑞姫>
瑞姫
1994年生まれ。奈良県出身。エンタメメディアでの芸能ライターとしての経験を経て、フリーランスのライターに。主にエンタメ・トレンド系の取材・インタビューを中心に、恋愛コラムの執筆を行っている。フォロワー数4.5万人のTwitterでは恋愛・美容系について発信する、インフルエンサーとしても活動中。漫画と散歩と猫が好き。 Twitter:@mizuki32k
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