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私が絶対に“新幹線で”帰省するワケ。きっかけは昨年の大事件

 コロナ収束化にともない、今年の年末は実家やふるさとに帰省するという方も多いのではないでしょうか。  自分の実家に帰省する場合は、気を遣わなくて良いと考えるかもしれません。しかし、大変なのは帰るまでの道のりです。  高速道路各社によると、高速道路の混雑予想は年末が下り線で12月29日と30日、年始が上り線で1月2日と3日、下り線でも1月2日にそれぞれ特に渋滞が発生する見通しだといいます。

コロナ禍で車を買うことに

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写真はイメージです(以下、同じ)

「めちゃくちゃ大変なのは分かっているんですが、今年は新幹線での帰省を考えています……」  そう語るのは都内在住の酒田梓さん(仮名・35歳)。  梓さんは大阪出身ですが、就職をきっかけに上京してその後、結婚、出産し、今は小学生の娘を持つ専業主婦です。  梓さんの家の近くには3歳年上の姉が住んでおり、同じく小学生の娘さんが2人います。普段からお互いに協力して育児を行っているため、助けられることも多いといいます。 「子どもが生まれてからはお正月は姉家族と一緒に実家に帰っていたんです。でも、すぐにコロナ禍が来てしまったので、一昨年は帰省できませんでした。  その後の夏休みも帰省直前で娘がコロナになってしまって、急遽中止に……。そこで昨年はコロナ禍を避けるためにも、自動車を購入しようという話になったんです」

共同購入した車で帰省。しかし…

自動車運転 女性ドライバー 姉家族としょっちゅう一緒に出かける梓さんは以前から、車の購入をお姉さんと一緒に考えていました。しかし、駐車場代が高いこともあり、迷っていたのだそう。  ちなみに梓さんは免許を持っていませんが、車代と駐車場代を少し負担するという条件で、姉家族と車の共同購入を決めたのです。  そして昨年末、買ったばかりの車でお姉さん家族と一緒に実家へ帰省しました。しかし……、初っ端からありえないほどの大渋滞に巻き込まれてしまうのです。 「渋滞を避けるために深夜に出発したのですが、皆、同じことを考えていたようです。しかも、子どもたちは興奮して全然寝てくれませんでした。音楽を大音量で流して大声で歌っていて、私もぐったり……。夜9時に出発して結局、到着したのは翌日のお昼でした」
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地元の友達と飲みに行くも楽しめず
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