連絡が取れていた頃は、頻繁に彼からメールが届いていたと愛子さんは語ります。それが突然ぱったりとなくなり、愛子さんからLINEをしても「既読スルー」をされる日々……。
連絡が取れなくなったことで、愛子さんは「彼に会いたい」という気持ちがますます高まったそうです。
音信不通になってから、数週間が経過した頃。なんとクリスマス前に、彼から再び電話がかかってきたそう。彼の電話を取るなり、「久しぶり。ごめん、伝えたいことがあるんだけど。今いい?」と言われたそう。
嫌な予感がした愛子さんは、すぐさま「何?」と伝えました。すると彼から、「ごめん。実は彼女ができた。だから、もう連絡することはできない」と言われたそう。
愛子さんが「連絡できないって言われても……。既に連絡が取れていない状態だし。彼女ができたと突然言われても、心の準備が出来ていない」と伝えたそうです。
すると、受話器の向こうで「アハハ!だよね」と、愉快そうに語る彼の声が聞こえてきたとのこと。彼はどうやら、そんな愛子さんの反応を見て楽しんでいるようにも感じられたと、愛子さんは語ります。
そんな愛子さんの気持ちを他所に、彼はさらに失礼な話を続けたのです……。
彼は、愛子さんに対して「君は女性としての努力が足りない。今交際している彼女は、綺麗になるための努力を惜しまない人だから彼女に決めたんだ」など、突然ダメだしをしてきたのです。
だんだんウンザリしてきた愛子さんは、彼の話が終わる前に電話を切ったそうです。彼とはSNS交換もしていたので、クリスマス前には彼と彼女が楽しくデートしている姿、彼女に渡す「ティファニーのネックレス」の写真などの投稿を目にしたそうです。
最後には、友達同士でクリスマスパーティーを楽しみ、その中には「サンタコスプレをしている彼女」の隣で、ニッコリとほほ笑む彼の姿も……。
ラブラブ投稿が頻繁に続き、嫌気がさした愛子さんは彼のSNSアカウントをフォローから外したそうです。そもそも、愛子さんに対しては「一緒に写真を撮ると、君が勝手にSNS投稿しそうだから嫌」と断っていたのに……。
この時、はじめて愛子さんは彼にとって自分が「本命以外の女性」であること悟ったと語ります。
愛子さんは、振られた男性から彼女との「ラブラブの写真」を見せつけられるのは、とてもしんどいと感じたそうです。この経験から、愛子さんは「交際前」の男性と、気軽にSNS交換をすることは避けるようになったそうです。
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<文/みくまゆたん>