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宮沢氷魚で話題の事実婚、イナカの市役所では「結婚してもらえない人」扱い?!改姓しない“ワガママ女”認定もあちこちで

事実婚のデメリット「配偶者認定されないこと」

結婚を考えていなかった頃の私が教えてくれた本来の自分事実婚の一番のデメリットは「配偶者認定されないこと」だと私は思っています。 手続きの際には“「結婚している」と書いていいのだろうか?”と心配になったり、書面の「結婚」にはチェックを入れられるけど、「配偶者はなし」としないといけなかったりと頭を悩まされることが多かったです。 私が一番心配していたのは、事実婚だとどちらかが急に入院や手術をすることになっても、配偶者として立ち会いやサインができないこと。 他にも、関係を解消するときの財産分与については、弁護士立会のもと書類をかわすなど、きちんと手続きをすれば大丈夫なことが多いです(※ただし死別時の相続では異なります)。 けれども、配偶者認定がないと、緊急時に一番近い家族として認められないのは一番の不安でした。

役所でガクゼン「結婚してもらえない人」扱い

事実婚していたときは、デメリットも多い上に、女性は精神的にも辛いことがありました。 一番最初に驚いたのは、引っ越し先での手続き中に市役所職員からの言葉です。 事実婚では続柄が「妻(未届)」になるのですが、「結婚はしないんですか?扶養に入るのは難しいですか?」と言われました。個人的には事実婚も「結婚」ではある認識だったので、とてもショックでした。 扶養については私が個人事業主だったことが理由だと思いますが、夫と同様に働いているにも関わらず失礼な質問だと感じ、とても不快な気持ちになります。 市役所他にも、引越しの際、続柄を「妻(未届)」にして出したにも関わらず、管理会社側で「婚約者」に変えられるなど、結婚をしていないとされることが多かったです。 しかし、事実婚で困ったことはこれだけではありません。田舎に引っ越したこともありますが、要所要所で事実婚がいかに浸透していないかを思い知ることになりました。
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あちこちでされる「わがまま」認定
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