器ちっさ…!初デートの開始早々、彼が“超絶フキゲン”になった驚きの理由
「初デートで遅刻しちゃった私も悪かったとは思いますが、たった2分であんなにも不機嫌になられると、こっちも気分悪くなるっていうか……」
3ヶ月前のデートを振り返り、そう話すのは佐藤桃子さん(仮名・30歳)。桃子さんはマッチングアプリで出会った男性と初デートをした際、彼の器の小ささに仰天したといいます。
これまでに15名ほどの男性とマッチングアプリで知り合い、デートをしてきた桃子さん。しかし、どの男性ともあまり話が盛り上がらず、2回目のデートに繋がりませんでした。
そこで思いついたのが、会う前に電話で話してみようという作戦。通話時間は、1回5~10分。チャットでの会話が盛り上がった男性と電話をし、実際に会っても会話が楽しめる相手かどうか見極めることにしたのです。
「電話だから分かることって、結構あるんです。今、相手は緊張しているなとか女性と話し慣れている人だなとか、声色で感情が伝わってくるので、チャットよりも人柄が分かる感じがありました」
そうした中で仲良くなったのが、同い年の桂木昌平さん(仮名)。2人の仲は急接近し、気づけば隙間時間に電話をするようになりました。
「2~3日に1回は電話をしていましたね。彼と話すのが、自然と日常生活の一部になっていきました」
出会いから2週間後、電話で距離を縮めた2人は初デートをすることに。「彼とは上手くいく予感しかしない」と、桃子さんは期待に胸を膨らませていました。
待ちに待った初デートの日、桃子さんは遅刻をしないよう、余裕をもって家を出ましたが、途中でトイレへ行きたくなり、コンビニへ。すると偶然、職場の上司に遭遇!
「急いで避けようとしましたが、気づかれてしまいました。上司なので、話している時間がないと強くは言えなくて……。解放された後、急いで電車に乗りましたが、待ち合わせ時間には2分遅れてしまいました」
待ち合わせ場所には、すでに昌平さんの姿が。申し訳なさを感じた桃子さんは小走りで昌平さんのもとへ駆け寄り、遅刻したことや遅れた理由を話し、謝罪しました。
しかし、昌平さんは不満そうな顔をしたまま。「初デートに平気で遅れることができる人なんだ……」と、ひとりごとのような愚痴を小声で漏らしました。
「何度も謝りましたが、彼の態度は変わらなくて……。約束していた通り、映画を見ようという流れにはなりましたが、彼は無言のまま早歩きで映画館へ向かいました」
途中、桃子さんが「ごめん。ヒールだから、そんなに早く歩けない」と伝えても、昌平さんは聞こえないふりをしたまま、早歩き。楽しみにしていたデートは、最悪の始まり方をしてしまいました。
ついに彼氏候補を発見!2~3日に1度電話する仲に
初デートで2分遅刻しちゃったら彼が“スネ男”に!
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