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器ちっさ…!初デートの開始早々、彼が“超絶フキゲン”になった驚きの理由

映画後も不機嫌のまま

歩く男女 映画を見終わった後も、昌平さんの機嫌は直りませんでした。 「映画、面白かったね!」と桃子さんが言えば、「俺はそんなに好きじゃなかった」と反論。「主演の女優さん、綺麗だったね」と言ってみても、「俺は好みじゃない」と一蹴。  まるで、価値観に相違があることを暗に伝えようとするかのような昌平さんの態度に、桃子さんも辟易してしまいました。  このままだと、互いに楽しくない時間を過ごしているだけになる。そう思った桃子さんは「ちょっと早いけど、解散しようか」と提案。すると、昌平さんは素直に承諾し、「近くの駅まで車で送るよ」と、初めて優しい一面を見せました。 「車内は地獄でした。お互いに、この人はないと思っているので、会話を頑張ることもなく、終始、沈黙でしたね」

「もう会いたくないから忘れ物は絶対にしないでね」と言われて

 駅に到着すると、昌平さんは過剰なほど「忘れ物はない?」と何度も桃子さんに聞いてきたそう。そこで、桃子さんが「そんなに何回も聞かなくても大丈夫だよ」と答えると、昌平さんは別れ際に「もう会いたくないから忘れ物はしないでね」と念押しをしてきました。 「びっくりしました。私も同じ気持ちだけど、そういうことって口に出す必要があるのか考えないのかなって思って……。相手がいい気持ちにならないこと、普通に分かりますよね」  デート後、毎日きていた昌平さんからのトークはなくなり、日常的な電話もパタリとかかってこなくなったそう。  桃子さんは「これでよかったんだ」と思う反面、寂しくなると自分があの日遅刻しなかった場合の世界線を考えてしまうのだとか。心の痛みが癒えるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <取材・文/古川諭香>
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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