毎週末、出かけていく“独身気分”の夫にモヤモヤ…「せめて月1でも」と訴えると“まさかの反応”
「私たち夫婦には子どもがいませんが、その分、夫婦で過ごす時間をたくさん持っていたので、私は幸せでした。でも、あの日を境に夫の生活はすっかり変わってしまったんです……」
そう悲しむ阪井由奈さん(仮名・35歳)は、夫・純一さんとの距離が日に日に開いていくことに不安を抱いています。
6年前にマッチングアプリで知り合った由奈さんと純一さんは、3年の交際期間を経て結婚。夫婦で話し合い、子どもを持たない道を選んだ2人は一緒に過ごす時間を大切にし、仲のいい結婚生活を送ってきました。
「週末には一緒に食料品の買い出しに行き、たまにちょっとした遠出を楽しんでいました。夫はパートナーであり、親友のような存在になっていたんです」
そんなある日、かねてから「早く結婚したい」が口癖だった純一さんの親戚がようやくゴールイン。純一さんは、結婚式に出席することになりました。
「誰かの結婚式に夫が呼ばれたのは、私たちが結婚してから初めてのこと。県外での挙式だったので、夫は出かける直前まで『行くのが面倒、行きたくないと』言っていました」
ひとりで出かけるのを渋る純一さんの姿を見て、由奈さんは内心嬉しさを感じたそう。純一さんのモヤモヤが晴れるように、「楽しんでおいで」と明るく背中を押しました。
夫が親戚の結婚式に出席
一人で出かけるのを渋る夫

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