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大切な愛猫がおかしな行動を見せたら…? 獣医師が教える「病気の予兆サイン」を見逃すな

 大好きな愛猫と触れ合うのが一日での一番の癒しという猫好きな人はたくさんいると思います。  そんな人にとって一番の心配は、大好きな猫ちゃんが突然病気で亡くなってしまうことではないでしょうか。  ただ、愛猫がいつもと様子が違っていても、それが病気につながる異変なのかは、素人にはなかなか判断がつかないもの。  そこで、長年、患猫を診てきた森動物病院院長で、『愛猫かぶ20歳まで一緒にいたかった~高齢猫を看取るまで~』で監修を務める獣医師・森健三先生に、病気の予兆サインについて教えてもらいました。
愛猫かぶ20歳まで一緒にいたかった~高齢猫を看取るまで~

『愛猫かぶ20歳まで一緒にいたかった~高齢猫を看取るまで~』
秋本尚美・漫画 森健三・監修

(本記事は、『愛猫かぶ20歳まで一緒にいたかった~高齢猫を看取るまで~』より一部を抜粋し、再編集しています)

猫の食欲不振や体重減は要注意!

猫 食欲がなく体重が減るというのは、さまざまな病気のサインとして現れる、と森先生は指摘します。 「体重が減る以外にも、ほかにも変化がないか注意深く観察し、獣医師に相談してください。もし、病気ではなくストレスなどで食べない場合でも、まったく食べない状態が2~3日続くと肝障害になる可能性があります」(以下、すべて森先生)

セルフグルーミングや爪とぎの減少も不調のサイン

 猫が自分で毛づくろいするセルフグルーミングは、リラックスしているときや気持ちを落ち着かせたいときに行うものです。 「そのようなリラックスしているときの行動をやらなくなったということは、身体のどこかに不調がある可能性があります。爪とぎも同様で、急にやらなくなるなら、不調のサインかもしれません」
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猫は不調になると部屋のすみや暗い場所、冷たい場所にいる
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