映画『キングダム』に女性もハマる「4つの理由」。“人気俳優の出演”だけじゃない
良質な実写映画化により、キャラが立体的に!
そして映画を観てから原作漫画を読んだからこそ、一人ひとりのキャラが立体的に感じられるようになり、物語にのめり込むことができました。何より紀元前の中国、そして剣で相手と殺し合う戦争という想像しにくい世界を、リアルにイメージできます。 他の実写化と同様、原作ファンからは反対の声もあったという劇場版『キングダム』ですが、公開以降は「原作ファンも納得!」の声が多く聞かれました。それほどに映画『キングダム』は、日本映画の最高峰にいます。実写化にあたり、スタッフも役者も原作『キングダム』に惚れ込んで、全身全霊をかけて制作された本気度をひしひしと感じる作品です。

原 泰久『キングダム 14(ヤングジャンプコミックス)』集英社
戦でぶつかる“人間”の想いや熱さを描いている
戦闘シーンも圧巻ですが、やはり心を動かされるのは登場人物たちの“想い”の強さ。原作キャラたちの想いに、演者たちの想いが重なり、より強く、美しく映りました。これまで戦いから離れていた王騎がなぜ総大将として、再び戦場に戻ったのか。王騎と龐煖(吉川晃司)が交える刃の意味とは。信の大きな夢を、目標へと変えていく王騎の姿。映画館でしか愉しむことのできない、圧倒的な迫力映像で『キングダム』の世界を堪能できることは、大きな喜びです。 【関連記事】⇒王騎は何位?劇場版『キングダム』女性に聞いた“好きな男性キャラ”ベスト10。信がまさかの順位に <文/鈴木まこと(tricle.ltd)> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木まこと
日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間でドラマ・映画を各100本以上鑑賞するアラフォーエンタメライター。雑誌・広告制作会社を経て、編集者/ライター/広告ディレクターとしても活動。X:@makoto12130201
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