53歳にして“投げキッスが似合いすぎる”日本人俳優。米女優とのベッドシーンも「完璧」
嫌味も愛おしく感じさせる“神経質”が新鮮!
<初めてご一緒する西島さん。料理が苦手だと言うスオミに「料理だけが苦手な言い方だな」と返す。かなり嫌味なセリフを、とても清々しく言ってくれる西島さんに、一瞬で信頼感が芽生えた。>(三谷幸喜Instagramより) 嫌味な台詞を清々しく“イラッ”と聞かせないのは、草野という人物を魅力的に見せるポイントだったのかも。過去にダメ男も色々演じてきた西島ですが、どうしてもどこか憎めないキャラクターになっています。役のもつ人間らしい愛らしさを表現するのが彼の魅力であり、好感度が高い理由なのかも知れません。
にじみ出る真摯な人柄が好感度を爆上げ
また「ダンスは苦手」と公言していたのに、『スオミの話をしよう』ではダンスシーンも初披露した西島。苦手なダンスも、苦手ながら懸命に、楽しみながら踊っていることがスクリーンから伝わってきました。変わらず持ち合わせてきた好感度に、三谷監督のスパイスが加わり、また一味ちがった“俳優・西島秀俊”が楽しめます。 ======== 米アカデミー賞国際長編映画賞をはじめ多くの賞を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』の主演を務め、日本を代表する俳優の一人である西島。次はどんな役に挑んでくれるのか。また新たな挑戦で私たちを魅了してほしいです。 <文/鈴木まこと(tricle.ltd)> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木まこと
日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間でドラマ・映画を各100本以上鑑賞するアラフォーエンタメライター。雑誌・広告制作会社を経て、編集者/ライター/広告ディレクターとしても活動。X:@makoto12130201
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