新しい出会いを求めた綾香さんはその後、
北関東に住む東京出身の男性とマッチングしました。その彼は転勤で北関東に来ており、東京に本社がある企業に勤めています。二人の中間地点で会ったり東京でデートをしたりを繰り返し、お付き合いに発展し、結婚したのです。

「夫は分娩費用も出すし、自分も育休取得するから子どもが欲しいと言って、それを実行しました。私に家事を期待することもないし、裏表がない人格者だと思います」
綾香さんは現在、お子さんも生まれて東京のベッドタウンにお住まいです。
ちなみに出産にかかった費用を聞いたところ70万円超。
冒頭の移住婚支給額を軽く超える額です。
「60万円のために移住婚」がまったく現実的でない理由
そんな綾香さんに、「移住婚したら60万円支給」について印象を聞いてみました。
「
それがきっかけで地方の人と結婚する人はいないと思います。例えば私は無痛分娩で出産しましたが、もし例の北海道の農家の男性と結婚していたら、近場にそんな医療機関もなかったと思いますね」

北海道で運転中にツルと遭遇! 良いことも悪いことも、実際に住んでみないと分かりません(写真:綾香さん提供)
なお、
綾香さんは今も北海道農家の彼と、Instagramではつながっています。その情報によると、彼はその後結婚して子どもも生まれたようです。お相手の女性は、東北地方在住のようでした。
都会の女性と、都市部を除く地方の男性との結婚は、難しいのではないでしょうか。よほど想い合っていれば話は別ですが。都会の女性の方が、地方の男性の価値観や事情に合わせるメリットがないと思うのです。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
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<取材・文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:
@koakumamt